いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

落ち込んだ日

会社でクタクタになることがありました。


急に入院された方の代わりに、やったこともない職務を


ほとんど喋ったこともない社員と一緒に一日やる羽目になりました。


知らないことばっかりだし、緊張と容量オーバーで、


頭が回らなくなって、さっき言われたことを忘れちゃったりして。


クタクタのヘトヘトになって、


職場からの帰り道、「あ~ぁあ~」と溜息が出ました。




以前はこんな時、家に帰れば旦那さんがニコニコと出迎えてくれたのに。


私が先に帰ったときだって、


鍵をガチャガチャ開ける音がすれば飛んで行って抱きつけたのに。


「あ~ぁあ~」です。




彼はいつだって、私を全面的に肯定してくれたのです。


彼といれば、"OK”だったのです、全部。


自分に”OK”出せない時も、彼は私に”OK”をくれました。


彼の笑顔は、


nekoさんはnekoさんのままでいいんだよ、そのまんまでいいんだよ、


今のnekoさんが大好きだよ、…と言ってくれていたのです。




失敗してへこんだ時も、思い通りにいかずに落ち込んだ時も、


彼の笑顔を見れば、私は元気になれました。


”逃げ込める場所”だったんだよね、私の。


あ~ぁあ~、と溜息ばかり出てしまいます。

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