いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

休日の過ごし方

今日は休日です。


1年半ほど前に仕事で異動があり、


土日祝が休みの場所ではなくなってしまいました。


人間関係に割と恵まれていて仕事も楽だし、言うことないのですが、


休みがカレンダー通りでないため、


仕事を変えることをちょっと本気で考えたりしていました。


だって休みが土日祝じゃなきゃ、旦那さんと一緒に休めないのだもの。


遊びに行ったり、旅行に行ったりできないじゃないですか(怒)!




…でも、気が付いたら、土日祝休を希望する理由がなくなっちゃってました。




休みをのんびり過ごしたいと考えても、


一日中一人きりで家にいると、おかしくなってくるのです。


ついこの間までこの部屋にあなたがいたのに。


誰も座らない椅子を見て悲しくなったり、


テレビの紀行番組を見ていれば、


「あ、ここも一緒に行ったよね」なんて思わぬところで涙が出てきたりします。



なので最近は、


休みの日は何か一つ、外に出る用事を作っておいたほうがいいみたい…というところに


落ち着いています。




ということで、今日は用事を3つ作っておきました。


薬がそろそろなくなってきているので、病院に行くことと、


クルマがまたちょっと汚れてきたので、水拭きをすることと、


お昼にラーメンを食べに行くこと(笑)。





以前は外食を一人でするってできなかったのです。


頑張ってマクドナルドどまり。


だけど、旦那さんがいなくなっちゃって、


毎日毎日買ったお弁当を食べていて、


たまにおいしいもの食べたいよなぁ…と思って、


勇気を振り絞って、ファミレスとかに行けるようになりました。


(だけど、最初は土日とかに行って、


家族連れに鉢合わせてガッカリしたりしたので


最近は平日のお昼に行くようにしています。


おいしいお店だと平日でも混んではいるけど、客層が違うのよね。


平日は勤務中のおじさんとか友達同士が多いので、


私的に落ち込まないで済んでいます。)





帰りにしばらくぶりで、近くにあるセメント工場をひとりで見に行きました。


私の大好きな風景なのです。


この風景を一緒に見に行った旦那さんは、全然共感してくれなかったのだけど、


私は落ち込んだり、何か考え事をしたいときに


この風景を時々見に行きます。





なんか、いろんなものが全部ごちゃ混ぜになっているようで、大好き。


生きてることとか、死ぬこととか、


奇麗とか汚いとか、そんなの関係ない気がしたり、


何が真実で何が間違いなのかとかも大したことじゃないような気がしたり、


本当に大事なことはたった一つで、


その真理を、ちょっとだけ考えてみたくなる風景なのです。





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