あと1ヶ月で、2年です。
1年11ヶ月が経ってしまいました。
昨日仕事の帰り、写真にお供えするために、
生花は小さいヒマワリと青いカンパヌラ、
それから、また例によって、旦那さんが大好きだったケーキを買ってきました。
旦那さんのケーキの好みは、割と何でもありだったのだけど、
たまに、まるでオバチャンのようにモンブランを食べたがる人だったので、
昨日は小さいモンブランを一つ、買ってきてお供えしました。
(モンブラン好きな方、ごめんなさい。
うちの母がモンブランしか食べなかった人で、
私の中ではモンブラン ≒ 中年のオバサンの好物。 どうも印象が悪いです。)
正直言うと、モンブランを選んだのではなくて、小さいから選んだのです。
先日も書いたけど、私、コレステロール値が上がってしまって、
お供えしたケーキが最終的に行く場所を考えると、
どうも、高カロリー高脂質の生クリームが乗ったケーキを買う気になれなかったのです。
でもそれって、お供えするより食べる目的で買ってるでしょ…、と。
……はい。そのとおりです。
旦那サマ、申し訳ございません。
今日も、ちょっとした旦那さんの仕草を思い出して、
「本当にあなた、可愛いところあったものねぇ。」とつぶやいて、
ニコニコしてから、はっとしました。
あなたは、可愛いところがあった人。
最近、過去形を使ってしまうことがめっきり増えました。
抵抗なく普通に過去形を使ってから、自分ではっとする。
以前は、旦那さんの事を何か思い出した時に、
なるべく「現在もなお続いていること」と思い込もうとしてきたし、
写真の前で呼びかける言葉も、とても気をつけていました。
でも、1年11ヶ月。
あと1ヶ月で、2年です。
699日経ってしまうと、さすがに「つい最近」ではないものね。
それは立派に「過去」だし、
そうするとあの人は、
「亡くなってもうすぐ2年になる」、「2年前には生きていた人」。
それはそれで、また新たな感覚の寂しさです。
なんだか私、ほんものの、ぼっちさんになった気分です。