いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

あと1ヶ月で、2年です。

1年11ヶ月が経ってしまいました。


昨日仕事の帰り、写真にお供えするために、


生花は小さいヒマワリと青いカンパヌラ、


それから、また例によって、旦那さんが大好きだったケーキを買ってきました。


旦那さんのケーキの好みは、割と何でもありだったのだけど、


たまに、まるでオバチャンのようにモンブランを食べたがる人だったので、


昨日は小さいモンブランを一つ、買ってきてお供えしました。


(モンブラン好きな方、ごめんなさい。


うちの母がモンブランしか食べなかった人で、


私の中ではモンブラン ≒ 中年のオバサンの好物。 どうも印象が悪いです。)





正直言うと、モンブランを選んだのではなくて、小さいから選んだのです。


先日も書いたけど、私、コレステロール値が上がってしまって、


お供えしたケーキが最終的に行く場所を考えると、


どうも、高カロリー高脂質の生クリームが乗ったケーキを買う気になれなかったのです。


でもそれって、お供えするより食べる目的で買ってるでしょ…、と。




……はい。そのとおりです。


旦那サマ、申し訳ございません。





今日も、ちょっとした旦那さんの仕草を思い出して、


「本当にあなた、可愛いところあったものねぇ。」とつぶやいて、


ニコニコしてから、はっとしました。



あなたは、可愛いところがあった人。



最近、過去形を使ってしまうことがめっきり増えました。


抵抗なく普通に過去形を使ってから、自分ではっとする。


以前は、旦那さんの事を何か思い出した時に、


なるべく「現在もなお続いていること」と思い込もうとしてきたし、


写真の前で呼びかける言葉も、とても気をつけていました。




でも、1年11ヶ月。


あと1ヶ月で、2年です。


699日経ってしまうと、さすがに「つい最近」ではないものね。


それは立派に「過去」だし、


そうするとあの人は、


「亡くなってもうすぐ2年になる」、「2年前には生きていた人」。




それはそれで、また新たな感覚の寂しさです。


なんだか私、ほんものの、ぼっちさんになった気分です。

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