いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

遠方の友人、来たる

ゴールデンウィークなので、遠方の友人たちが集まりました。


男性ばかり4人。


みんな、旦那さんを通じての友人です。


旦那さんが居なくなっても、この地を懐かしんで集まってくれます。



でも友人たちの顔つきや話題は、去年集まった時とは確実に違っていました。


去年は、話す内容はほとんどすべて、旦那さんを悼む話題ばかりだったのに。


寂しいね、悲しいね、とずいぶん言ってくれたのに。



だけど、それから1年経った今日は、ほとんど旦那さんに関する話は出ませんでした。


久しぶりでお互いが会ったのだから、やむをません。


皆が話すのは、自分の近況報告やこれからのこと。


〇〇に興味がある、とか、今は〇〇で仕事をやってる、とか、


大好きな彼女とつきあうことになったんだ、とか。





そうですよね、


旦那さんは過去に留まる人だし、


(私を含めて)彼らは生きているから。現在進行形だから。


興味の対象はいつも移り変わっていくものです。


しょうがないのだと思います。




だけど、別れ際、友人のうちのひとりが、


「命日の週にまた来るよ。来月だもんね」といってくれて、


なんだかちょっと、ほっとしました。

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