遠方の友人、来たる
ゴールデンウィークなので、遠方の友人たちが集まりました。
男性ばかり4人。
みんな、旦那さんを通じての友人です。
旦那さんが居なくなっても、この地を懐かしんで集まってくれます。
でも友人たちの顔つきや話題は、去年集まった時とは確実に違っていました。
去年は、話す内容はほとんどすべて、旦那さんを悼む話題ばかりだったのに。
寂しいね、悲しいね、とずいぶん言ってくれたのに。
だけど、それから1年経った今日は、ほとんど旦那さんに関する話は出ませんでした。
久しぶりでお互いが会ったのだから、やむをません。
皆が話すのは、自分の近況報告やこれからのこと。
〇〇に興味がある、とか、今は〇〇で仕事をやってる、とか、
大好きな彼女とつきあうことになったんだ、とか。
そうですよね、
旦那さんは過去に留まる人だし、
(私を含めて)彼らは生きているから。現在進行形だから。
興味の対象はいつも移り変わっていくものです。
しょうがないのだと思います。
だけど、別れ際、友人のうちのひとりが、
「命日の週にまた来るよ。来月だもんね」といってくれて、
なんだかちょっと、ほっとしました。