いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

うつ病

恋人を病で失った友人を一人知っています。


もう4年ほど前になるそうですが、彼女は恋人の死をきっかけに


うつ病になってしまっています。


時々話す機会があるのですが、


薬の影響なのか、声のトーンは低くゆっくりゆっくり話すし、


話す内容はどうしても暗い内容になりがちだし、とても苦しそうです。





私だっていつ病気になるかわからない…とつくづく思います。


いなくなった最初のころ、その恐れは今よりもっと強かったです。


だからなるべく一人で考え込まないように気を付けました。


気を付けた…というより、ほんとにひとりでいられなかった。


ひとりでいたら、錯乱というか、
恐怖で本当におかしくなりそうでした。


なので、友達と電話やライン、メール、Zoomなどで


なるべく頻繁に連絡を取ってみたりしていました。


基本的に今も変わりはありませんが、


でも、最近はやっとミシンをしたりブログを書いたり、テレビを見たり


一人で過ごすことがだいぶできるようになってきています。




ふと考えると、


なぜ今自分が発狂せずに正常でいられているのか、理由がよくわかりません。


だって、もう一生会えないんですよ?


楽しかったドライブも旅行もデートもお食事も、


ついこのあいだまで普通にやっていたことが


もう、これから先、まったく無いんですよ?


たぶん私はこれから先ずっとひとりで生きていくんだよ?


困ったことがあっても、悲しくても寂しくても


誰も助けてくれる人はいなくて、ずっとずっとひとりで生きていくんだよ?




どうしておかしくならないでいられてるんだろ?


どうして発狂しないの?


理由はよくわかりませんが、


たぶん、ちょっとでも足を踏み外せば…


というスレスレのところにいるのだと思います。


旦那さんが空から守ってくれてるのかなぁ、と思います。

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