いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

エア抱っこ

ここのところ少し、気分の浮き沈みが激しいです。


浮き沈みというか、ふと悪い事を考えがちになってます。


例えば会社での仕事の事や人間関係について、妙に心配になってみたり、


自分のこれから残されている時間に、いったい何が起こるのだろうと漠然とした不安を感じたり、


それから急に旦那さんの事を思い出して泣いてみたり、


(旦那さんの記憶は決して「悪い事」ではないけれど。)


なんだかちょっと気持ちが不安定になってます。




今日あたり、うちのほうは変に強い風が吹いていて、


夕方あたりから風の音とか、何かがガタガタ揺れる音とか聞こえるのだけど、


気持ちのイライラとか不安定さなどは、


気候も影響しますよね。


こういう時って、いつもは私、足の神経痛に苦しむのだけど、


今日はそれがない代わり、幾分、気持ちが不安定になっているらしいです。




神経痛といえば、一昨日の晩、


神経痛が病んでしまって、全然寝られなかったのです。


ふとんの中で、ドタンバタン、寝返りを打つでしょ、


そうすると、旦那さんが寝ていた側も向くことになるわけで。




寝返り打って、そっちの側を向くたびに、


「あ、居ない。」と小さくショックを受けるんですよね。


「前だったらここに、温かい大きな背中があったのに」。




悲しいから、空をつかむように、


背中のあった辺りを抱っこしてみるわけです。


エア抱っこ? 


エア背中? 


よくわからないけど、私の腕は何も抱っこできずに空振りになってしまいます。


そして、空振りになってしまった腕を、もう一方の手でつかんで、


「あぁ、もう本当に居ないんだなぁ。」と思います。


寝られないし、部屋は暗いし、


なんだか本当に、心にすきま風が吹く気がします。

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