いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

幸せ感のギャップ

帰りにスーパーで買い物をして帰ってきました。


そうでなくても今日は金曜日だから、道路がとても混んでいて、


用事を済ませて帰ってきたら、8時近くになりました。





2階には小さなお子さんのいる若いご夫婦が住んでいるのですが、


少し前から、部屋の電気がつかなくて、


おまけにクルマが2台とも停まったままだったのです。


もう4~5日か1週間くらいになるので、ちょっと不思議に思っていました。


「旅行かな?」。


「でも、どこかに行ったにしては、クルマが2台あるのは変だよなぁ」。


「電気が付かないって、もしかして何か良くないことが…」。


「まだ若い夫婦だし子供も小さいから、家族で心中はないだろな」。


「え? それじゃぁもしかして殺人事件?」。


なんて、まさかまさか殺しちゃって、


階下の住人にそんなことを想像されてるなんて思いもしないでしょうに。


そして、勝手に想像を膨らませていたところ、


さきほど夜の10時ごろ、


幼い子供の声が聞こえて、それからご家族で笑いながら、


階段を上っていく音が聞こえました。


「まったく。心配したじゃないのよ」なんて少し思ったけど、


やはり、休暇を取って旅行にでも行っていたらしいです。


とりあえず何事もなく、よかったです。笑。





そしてその後しばらくしたら、もう夜なのに、


駐車場でクルマのドアを開けたり閉めたり、エンジンがかかる音が聞こえて、


うちのアパートに住む別のご家族たちが、出かけた様子でした。


夜の10時を回っているし、そのあとは音がしないから、


たぶんやっぱり、旅行か帰省か何からしいです。


それにしても、少し前の週末だったらあり得ない状況でした。





コロナ騒ぎも落ち着いてきたし、旅行支援だのハロウィンだの、


みんなちょっと浮足立ってるんですね。


今まで抑え込まれていた欲求不満もあるし、だんだん年末も近づいてくるわけだし、


これからますます、みなさん、活動的に旅行や趣味を楽しむのでしょうね。





何だかまた少し、


自分と他の人との幸せ感の、ギャップが広がってしまったような気がして、


わびしい気持ちになってしまいました。

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