いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

恋愛感情(2) …また、不思議なこと…

旦那さんの愛情をたっぷりと受けて、


私のひねくれた、曲がった感情は、少しずつ正常に近いものになっていったのだと思います。


だけど、まだまだ依存的で受け手の立場だったことは否めません。


だから旦那さんがある日突然、この世から居なくなってしまった時、


私は、何もわからなくなってしまった。


自分は今後、どうやって生きていけばよいのか。


目的をどこへ置けばよいのか、


どこに向かって進めばよいのか、


何をすれば満たされるのか、


何のために? 


誰のために?






何もわからないまま、目指すものもないまま、闇雲に足を進めた3年間でした。


そして、その3年が過ぎた後に少しずつ見えてきたのが、


寂しさ、だったわけです。




でも最初、本人は気が付いていないんですよね、


自分の気持ちには。


だから、ひとりめの男性に失恋した後にやっと気が付いた。


私が彼を好きになった理由は、


恋しい旦那さんを失った寂しさ、と、


これから一人で生きていかなければならない寂しさ…不安…を埋めるための、恋愛だったこと。




リフジン様への感情も、


もしかしたら、これと同じなのかもしれません。


(まだ、この恋に関しては冷静になれてないから、自分の気持ちはよくわかっていないんだけど。)


喪失感を埋めるための恋?


ただただ、そんなもの?


でも、それでも良いと思っているの。


私の今までの、ほかの恋にしたって、そんなに立派な恋愛はしてないから。







実は今日、またちょっと不思議なことがあったんです。


きっとまた、旦那さんからのプレゼント。




前にも少し書いたことのある有志の会に、今日、仕事帰りに行ってきたのね。


そしてそこで、偶然なんだけど、ある男性がビックリするようなことを言ったのです。


「オレは以前、ある女性に失恋をしてしまい、


傷心のあまり故郷に帰ってきていたのだけど、


少しずつ元気を取り戻して、気力が戻ってきて、


そしたら、もう一度やり直せる気がしてきて彼女に会いに行った。


だけどそこには、オレのことなんか関係なしに、


元気に生き生きと生活している彼女が居て、


結局オレは彼女に声もかけられず、失望して帰って来た」。



要約すればこんな話ですが、


彼が、何の気なしに話してくれたことが、


コンサートの日にリフジン様に会いに行こうかどうしようかを迷っている私には、


まるで自分のことを言っているように聞こえました。


「なんで私のことを話してるの?」。





でも、これってきっと、旦那さんからのメッセージなんですよね。


「今、会いになんか行くと、結局傷ついて帰ってくることになるからやめといたほがいいよ。」というメッセージ。 なんだよね、多分。


私も、会いに行ったら、必ず傷つき後悔しながら帰ってくる気がしているのですが、


そして、旦那さんからもやめたほうがいいよと言われたわけなんですが、


まだまだ、会いに行かない決心はついてません。





「もう一度やり直せる気がして」。


でもきっとリフジン様は私のことなんか意に介さず、「元気に生き生きと生活して」いて、


それを見て私は、


話してくれた彼と同じように、もしかしたら彼以上に、


傷ついて傷心して、


「声もかけられず」「失望して」帰ってくることになるのか。


あぁ無情。

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