いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

改めて、2021年が明けました。

ブログ読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます。


皆様に呼んでいただいて、本当に励みになっています。


何を目的に生き続けているのか、今ひとつわからなくなっているこの時に、


誰かが読んでくださっているこのブログを書くことが、


唯一の充足感というか、そんな感じでいつも書かせていただいています。


これからも、どうぞよろしければ読みに来ていただければ、と心から願っております。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。






年末に、旦那さんを知っている方たちには、あらかじめ年賀状を失礼することを伝え、


その他の方…ほんの少ない人数ですが、


なるべく色使いのおとなしい年賀状を選んで出しておきました。



でも、ちょっと予想外の、毎年は下さらない方から年賀状が来てしまい、


余分なハガキは用意していなかったので、急遽近くの文房具屋さんに買いに行きました。


そしたら今、寒中見舞いのハガキがたくさん売られているのですね。


年賀状の代わりに出す用みたいで、


喪中に年賀状が来てしまった場合の書き方の例文などが、ちゃんと書かれています。


便利なものを見つけてしまった…と、さっそく買ってきました。




旦那さんがいない新しい年になりました。


一昨日の記事に書いたちょっと不思議なカレンダー(?)は、やはり捨てられず、


折りたたんで引き出しにしまい込みました。


旦那さんが、自分の死ぬ日以降の丸印をぜんぶ二重に書いていた…という


ちょっといわく付き(?)のカレンダーです。






でもどちらかといえば、これを捨てられない理由は別にあって、


1年が1枚になっているタイプのカレンダーなので、


6月3日以降の、私が歩んだ軌跡が一目で見えるから、です。





このカレンダー、7月以降は私が自分で休日の赤丸印をつけているし、


ほかには別に何も書いていないのだけど、


6月3日以降、苦しいけれど、歯を食いしばり前に進んできた軌跡…というか、記録です。


本当に今までこんなしんどい思いをしたことはなかったけれど、


そしてそのしんどい時期を、


こともあろうに、私一人で乗り越えなければならない…という、


恐ろしい試練のあった2020年だったけれど、


だからこそ、この時間は私にとって、


生涯のうちで一番大事で、愛おしい時間になるだろうと思うのです。


だから、その日々を一目で見ることができるこのカレンダーを、


簡単に捨てることはできませんでした。


自己満足でしかないのかもしれないけれど、涙なしには見ることができません。


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