いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

「家族を亡くしたあなたに」を読み始めました。

旦那さんが亡くなってあまり時間が経たないうちに、


キャサリン・サンダースという人の標題の本と、


せせらぎさんの「旦那が突然死にました。」を買いました。




死別ブログがきっかけでせせらぎさんの本を知り、


「旦那が突然死にました。」は、買ってすぐに読みました。


せせらぎさんのブログもそうですが、本にも、


死別者がいろいろ感じる気持ちが素直に書かれており、


それが今、私が自分のブログに気持ちを吐き出せることに繋がっています。


そういう意味で、せせらぎさんをはじめ、


死別者ブログを書いている皆さんには、本当に感謝する気持ちが大きいです。





「家族を亡くしたあなたに」ですが、


しばらく本棚に閉まったままになっていました。


もともと本を読むのがあんまり好きじゃない…というのも理由のひとつですが、


もう一つの大きな理由は、


現在自分が抱いている感情が、あまりにも激しく、尋常なものではないために、


自分自身の精神状態を直視する勇気がなかったのです。


副題に「死別の悲しみを癒すアドバイスブック」と書かれているとおり、


死別者の心理状態が説明されているため、


この本を通して、自分の心理状態の異常さを自覚するのが怖かったのです。





今、いろんな意味で、


とりあえず少しずつ生活をもとに戻さなきゃ、と思い始め、


なんとなくこのまんまじゃヤバいぞ…的な気持ちが芽生えてきていて、


自分の気持ちを確かめるために、この本を読み始めたところです。


……、でも、一行読んでは、いろいろ思い出して泣いて、


また一行読んでは、泣いてます。

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