「家族を亡くしたあなたに」を読み始めました。
旦那さんが亡くなってあまり時間が経たないうちに、
キャサリン・サンダースという人の標題の本と、
せせらぎさんの「旦那が突然死にました。」を買いました。
死別ブログがきっかけでせせらぎさんの本を知り、
「旦那が突然死にました。」は、買ってすぐに読みました。
せせらぎさんのブログもそうですが、本にも、
死別者がいろいろ感じる気持ちが素直に書かれており、
それが今、私が自分のブログに気持ちを吐き出せることに繋がっています。
そういう意味で、せせらぎさんをはじめ、
死別者ブログを書いている皆さんには、本当に感謝する気持ちが大きいです。
「家族を亡くしたあなたに」ですが、
しばらく本棚に閉まったままになっていました。
もともと本を読むのがあんまり好きじゃない…というのも理由のひとつですが、
もう一つの大きな理由は、
現在自分が抱いている感情が、あまりにも激しく、尋常なものではないために、
自分自身の精神状態を直視する勇気がなかったのです。
副題に「死別の悲しみを癒すアドバイスブック」と書かれているとおり、
死別者の心理状態が説明されているため、
この本を通して、自分の心理状態の異常さを自覚するのが怖かったのです。
今、いろんな意味で、
とりあえず少しずつ生活をもとに戻さなきゃ、と思い始め、
なんとなくこのまんまじゃヤバいぞ…的な気持ちが芽生えてきていて、
自分の気持ちを確かめるために、この本を読み始めたところです。
……、でも、一行読んでは、いろいろ思い出して泣いて、
また一行読んでは、泣いてます。