いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

悲しさ

昨晩、よく寝られなかったのです。


なんだか少し気持ちが上ずっていたみたい。


もともと気が小さいので、


「明日っからまた4日連続で勤務だから、からだを休めておこう」


なんて思うから、却って寝られなくなっちゃう。溜息。




ベッドの中であっち向きこっち向き、寝返りうって、


ようやく寝られたのが1時を回ってからでした。


で、結局今日、仕事1日目から、なんだか全然納得のいかない1日になっちゃいました。





前に何度も書いてますが、私はこういう体調不良の時はあまり良いこと考えません。


気が付くと、


旦那さんが駐車場で倒れていた時の事を思い出したり、


それに気が付かず、たぶん何十分かの間、倒れた旦那さんを駐車場にそのままにしてしまった事や、


救急車の中で、「大丈夫だ、大丈夫だ」と何度も繰り返す彼に向かって、「大丈夫じゃないでしょ!」と言ってしまった事……、などなど


こういうときは本当に、自分を苦しめることばかり思い出します。




辛い思い出や、後悔の残る事、思い出したら悲しくて涙が出る事…など、


最近なるべく考えないようにしている事を、たくさんたくさん考えてしまいます。




結局、旦那さんが駐車場で倒れて、


隣の奥さんが気が付いてくれるまでの何十分かの間、


彼がどんな具合だったか、何を考えていたか、何をしたいと思っていたか、


いくら私が想像をしても、実際にどうだったかは永遠に絶対にわかりません。


それを私が自分勝手に想像して、


その想像で良心がとがめたり、呼吸が浅くなるほど後悔したとしても、


旦那さんは絶対に喜ばないと思うのです。





旦那さんは、明るい私、笑っている私が好きだったのです。


私が泣いていたら、旦那さんは横にいて、自分も悲しそうな顔をしていたものです。




だから私は、敢えて自分から自分を苦しめるようなことはしない。



それは旦那さんの本意じゃないから。





もちろん、これからも旦那さんを思い出せばその都度悲しいし寂しいし、


それはずっとずっと長い時間、続くんだと思います。


だけど、自分を苦しめていることに気が付いたら、


それはきっと、途中でやめて良い考えなのだと思います。


旦那さんを悼むこと、イコール、悲しみ後悔し自分を苦しめること


ではないのだと思います。





いつか、きっと、


にっこり微笑みながら、旦那さんを思い出せる日がきっと来るから、


その日までは、少なくても、


(特に疲れた日などに)自分を苦しめるために旦那さんを思い出すことは、


やめておこうと思います。


(こんな思い出され方をしたら、旦那さん浮かばれないもんねー。)

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