悲しさ
昨晩、よく寝られなかったのです。
なんだか少し気持ちが上ずっていたみたい。
もともと気が小さいので、
「明日っからまた4日連続で勤務だから、からだを休めておこう」
なんて思うから、却って寝られなくなっちゃう。溜息。
ベッドの中であっち向きこっち向き、寝返りうって、
ようやく寝られたのが1時を回ってからでした。
で、結局今日、仕事1日目から、なんだか全然納得のいかない1日になっちゃいました。
前に何度も書いてますが、私はこういう体調不良の時はあまり良いこと考えません。
気が付くと、
旦那さんが駐車場で倒れていた時の事を思い出したり、
それに気が付かず、たぶん何十分かの間、倒れた旦那さんを駐車場にそのままにしてしまった事や、
救急車の中で、「大丈夫だ、大丈夫だ」と何度も繰り返す彼に向かって、「大丈夫じゃないでしょ!」と言ってしまった事……、などなど
こういうときは本当に、自分を苦しめることばかり思い出します。
辛い思い出や、後悔の残る事、思い出したら悲しくて涙が出る事…など、
最近なるべく考えないようにしている事を、たくさんたくさん考えてしまいます。
結局、旦那さんが駐車場で倒れて、
隣の奥さんが気が付いてくれるまでの何十分かの間、
彼がどんな具合だったか、何を考えていたか、何をしたいと思っていたか、
いくら私が想像をしても、実際にどうだったかは永遠に絶対にわかりません。
それを私が自分勝手に想像して、
その想像で良心がとがめたり、呼吸が浅くなるほど後悔したとしても、
旦那さんは絶対に喜ばないと思うのです。
旦那さんは、明るい私、笑っている私が好きだったのです。
私が泣いていたら、旦那さんは横にいて、自分も悲しそうな顔をしていたものです。
だから私は、敢えて自分から自分を苦しめるようなことはしない。
それは旦那さんの本意じゃないから。
もちろん、これからも旦那さんを思い出せばその都度悲しいし寂しいし、
それはずっとずっと長い時間、続くんだと思います。
だけど、自分を苦しめていることに気が付いたら、
それはきっと、途中でやめて良い考えなのだと思います。
旦那さんを悼むこと、イコール、悲しみ後悔し自分を苦しめること
ではないのだと思います。
いつか、きっと、
にっこり微笑みながら、旦那さんを思い出せる日がきっと来るから、
その日までは、少なくても、
(特に疲れた日などに)自分を苦しめるために旦那さんを思い出すことは、
やめておこうと思います。
(こんな思い出され方をしたら、旦那さん浮かばれないもんねー。)