魚の干物、焼いてみました。
本当に久しぶりで、魚を焼きました。
金目鯛の干物です。
旦那さんが亡くなってから、生協の宅配を利用することを始めたのですが、
この間、金目鯛という割に、お手ごろな値段の干物が目についたので、
試しに買ってみたのです。
届いたのを見たら、なるほど、こんな小さい金目鯛って初めて見るわ…と思うほど、
小ぶりな干物が4枚入ってました。
魚を焼くのは、旦那さんが亡くなってから初めてです。
金目鯛の干物を買う時、実は少し決心が要りました。
「魚焼いて食べるなんて、今の私にできるかな?」とちょっと不安だったのです。
6月に旦那さんが亡くなって、それ以来半年の間ずっと、
キッチンに立つのが嫌で、お弁当ばかり買ってきて食べてました。
だけど亡くなって半年経って、
そろそろ「こんな生活続けていてはヤバい」と思いはじめ、
以前頼んでいた生協の宅配を思いついて、利用するようになりました。
結構簡単に調理できるものが届くので、
例えばちょっと火を通すとか、レンチンするだけで食べられたりとか、
以前、独り暮らしをしていた時に重宝したのを思い出したのです。
いろんな食べ物が届くようになり、
今までのようにお弁当を買ってこなくてもよいようになったけど、
(でも、お弁当の代わりに、副菜用のお惣菜は今でもよく買ってきてます。)
例えば味付きのお肉を焼いたり、レンチンしたり、煮物セットを煮てみたり…が主で、
魚の干物を焼くことは、今までやってませんでした。
魚焼きグリルにホイルを敷いて、
今はほとんど汚さずに魚が焼けるけど、
前のアパートではグリルのない備え付けのガスレンジだったから、
昔ながらの魚焼き網を使って、よく魚を焼いたものでした。
旦那さんはアジの干物が好物で、
アジだのホッケだの、よく焼いて食べたっけ。
……あ。
書いてたら思い出した。ホッケ、食べたい。
今度ホッケ買ってきて焼いて食べようっと。
だんだん、少しずつですが、もとの生活に戻って来たなぁと思ってます。
今日なんか、休みで一人で家にいて、
今日は外出もせず一日こもって、
マスクがそろそろボロになってきたから、新しいのを縫ってました。
少し前は、休みの日も、一日家から出ないと気分的に落ち込んだものだけど、
今はだんだん、それが普通のことになってきています。
つまり、ひとりぼっちの生活に慣れ始まっているというか。
だけど、変わらないのは、
家にいる時はずっと、寝てるとき以外は一日中、
テレビはずーっとつけっぱなし。電灯も昼間っからつけっぱなしにしています。
テレビなんかヘタをすると、リビングと寝室と両方つけっぱなしです。
旦那さんが亡くなる前は、考えられなかったけど、
嫌になっちゃったんですよね、暗いのとか、音がしないのとか。
基本寂しさはそのままだから、
この習慣はきっとずっと変わらないのだろうな、と思っています。