いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

写真のフレームのこと

一昨日、街に出てエッセンシャルオイルを買い求めた時に、


他にも幾つか目に留まったものを買ってきました。


ちょっとおしゃれな透明の写真フレームを二つ買いました。


一つは、普通のサイズの縦向きの写真が、2枚並べて飾れるもの。


もう一つは、横向きの写真が1枚飾れるタイプです。



前々から、デジタルカメラからパソコンに移してとってあるデータで、


いい笑顔の写真が何枚か、気になっていました。


だけど、プリントアウトして写真立てに飾る勇気がなんとなく持てなくて、


その気になったら、いつか飾ろうと思っていたのです。




エッセンシャルオイルを買ったのは無印良品だったのですが、


他にもいろいろ見て歩いているうちに、


ふと目に留まったのが、写真フレームでした。




今日とか明日とかに飾るのではないけれど、


買うだけ買っておこうという気持ちで二つとも購入しました。




そして帰って来て、とりあえずその気になるまで閉まっておこうと、


引き出しを開けてみたら、


なんと、写真フレームがもう一つ出てきました。





多分、私が買ったものなのです。


そういえばうっすら覚えているような気がします。


旦那さんが亡くなってそんなに経たないころ、


遺影を飾るために写真立てをかったような、うっすら覚えがあります。




…と、自信無げに言うのも、


本当に、亡くなってまだ間もないころは


私、どこかの線が切れたような、おかしな思考回路になっていました。


何だか、今思い出してもちょっとぞっとするような、


へんなことばかり考えていたのです。


名義の変更なんていつだってよいのに、


亡くなった当日に不動産やら公民館やらにバタバタと出かけてみたり、


旦那さんの歯ブラシやらコップやらいろんなものを、


亡くなった当日にゴミ箱にポイしてみたり。


他のものは今でも大事な宝物なのに、


一部のものをなぜ急に捨てる気になったのか、いまだにわかりません。




当時、今となってはちょっと理解できないような思考回路だったようで、


きっとその流れで、遺影を飾る写真フレームもどこかで買ってきたらしいです。





だけど、どこかでそのおかしな思考回路がまた半回転して、


写真をプリントせずに引き出しに閉まったらしい。


もう、ちょっとした ”奇行” です。


(ほんとによく覚えていない。


引き出しにフレーム見つけて、ひどくびっくりしました。)




昨日はとりあえずフレームを3つとも、引き出しに仕舞いこみましたが、


近いうちに、プリントするものをちゃんと決めて印刷するつもりです。




やっぱり旦那さんの笑顔が好きだったから。


にこにこ満面の笑みで笑っている、おとっときがあるので。


他にも幾つか選んで、いつでも見られるように飾ろうと思います。

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