秋の夜長に
台風一過?
急に涼しくなって秋めいてきましたね。
私は明日と明後日が休みなので、今夜はブログを書いたりテレビを見たり、秋の夜長をちょっと夜更かししようと思っています。
近しい方の奥様が倒れられて、救急車で運ばれました。
旦那さんはあたふたと病院に出かけていきました。
つい少し前の自分自身を見ているようで、私はとても複雑な思いで彼を見送りました。
以前だったら「あらぁ、気の毒にねぇ。奥さん助かればいいねぇ」などと思っていたけれど、
今は、私自身があの経験をしているから、単純にそう思えません。
根っこには、「私ばかりなぜこんな思いしなければならないのよ!」という
悔しさというか、もんもんとした思いがあるんですよね。
だから幸せそうな家族連れや、夫婦で散歩や買い物…などという光景を見ると、
すごく羨ましいし、
同時に切なく(あたしはひとりぼっち…という)みじめな気持ちになってしまいます。
だから今回も、「奥さん助かればいいのにねぇ」とは思いませんでした。
良心が痛んでさすがに悪い思いにはストップをかけたけれど、
彼ら夫婦の幸運や幸せは決して望んでいません。
孤独で寂しくて、だから死別ブログにたどり着いたのだと思います。
そして、
「奥さん亡くなったら、旦那さんが亡くなったら、私と同じ思いをする人が増えるのに…。
そしたら私ばっかりが不幸せでみじめじゃなくなるも~ん」と思ってしまう自分です。