いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

秋の夜長に

台風一過?


急に涼しくなって秋めいてきましたね。


私は明日と明後日が休みなので、今夜はブログを書いたりテレビを見たり、秋の夜長をちょっと夜更かししようと思っています。


近しい方の奥様が倒れられて、救急車で運ばれました。


旦那さんはあたふたと病院に出かけていきました。


つい少し前の自分自身を見ているようで、私はとても複雑な思いで彼を見送りました。


以前だったら「あらぁ、気の毒にねぇ。奥さん助かればいいねぇ」などと思っていたけれど、


今は、私自身があの経験をしているから、単純にそう思えません。





根っこには、「私ばかりなぜこんな思いしなければならないのよ!」という


悔しさというか、もんもんとした思いがあるんですよね。


だから幸せそうな家族連れや、夫婦で散歩や買い物…などという光景を見ると、


すごく羨ましいし、


同時に切なく(あたしはひとりぼっち…という)みじめな気持ちになってしまいます。





だから今回も、「奥さん助かればいいのにねぇ」とは思いませんでした。


良心が痛んでさすがに悪い思いにはストップをかけたけれど、


彼ら夫婦の幸運や幸せは決して望んでいません。





孤独で寂しくて、だから死別ブログにたどり着いたのだと思います。


そして、


「奥さん亡くなったら、旦那さんが亡くなったら、私と同じ思いをする人が増えるのに…。


そしたら私ばっかりが不幸せでみじめじゃなくなるも~ん」と思ってしまう自分です。

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