いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

寂しさ

今日はしばらくぶりで、まじめにミシンに向かってみました。


そろそろ季節が変わるから、だんだんカッポウギじゃ暑くなるので、


そうなる前に、できたら袖なしの薄手のエプロンを仕上げたい。


布だけは前から準備してあったのですが、


最近やっと取り組み始めたところです。





今日は一日、雨や風でヘンな天気でしたね。


「天気荒れてるなぁ。」「雨、早くやめばいいのにね。」


夫婦で居たら、そんな会話があったのでしょうか。


私はひとり暮らしなので、ひとりポツンと、何の会話もありません。




最近思うのだけど、


(でも、旦那さんが亡くなってからずっと感じてきたことですが、)


私はひとりぼっちだ…とか、寂しくて寂しくて辛い…とか、


なんだかものすごい強い孤独感があって、


もう、世の中からすっかり忘れ去られている感じがしています。




もちろん職場では、普通に人に会って、普通に会話はあるし、


時々集まる趣味の団体(?)での交流もあります。


でも、私もともと友達が多いほうでは決してないし、


それもあって、


旦那さんが死んでから、休みの日など特に、


ポツンとひとりで家にいることがとても多くなっています。




だから、余計に寂しい気持ちがするし、


ちょっと疲れて機嫌が悪いと、


「どーせ私の事なんか、誰も気に留めてくれてないもんねー。」なんて、


いじけることさえあります。




だけどよく考えてみれば、


つい10ヶ月半前までは、


旦那さんと一緒に居ることが何より一番楽しくて、いつも一緒で、


周りを顧みることをしなかったのだから、やむを得ないことなのだと納得します。


旦那さんがいなくなったからって、急に、


「私の事、誰もカマってくれないんだもんねー、どうせ。」って、


そんなこと言ったって、


あんた、子どもじゃないんだから。





ひとり身になって気づくのですが、


家族持ちの人はやっぱり、忙しいです。


友人と電話で話そうと思っても、


私は基本、仕事時間以外ならいつでも電話大丈夫なんですが、


家族のある友人は、


何度も日時をずらしてずらして、やっと時間が噛み合ったりします。


「ごめん!義母が入院したの」


「今日はダンナ、早いんだって」と、ラインで日時を何度かずらされて、


「何勝手なこと言ってんのよ!」と腹も立つけど、


でも、私も以前は、


やれご飯作らなきゃ、今日は一緒に出掛けるし…と、


まさに友人と同じようなこと、やってたんですよね。





電話にしろ、誰かとリアルに会うにしろ、思うようにならないことが、


今の私は、そのまんま寂しさに繋がってしまいます。


そして結局、


この寂しさを脱するためには、自分の行動を変えなきゃダメなんだ…と、


最近思うようになりました。



……「思うようになった」ことと、


「実際に行動すること」は、


決して一緒じゃないけれど。

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