ちょっとピンボケの写真
昨日、印刷した写真は観光地で撮ったもの…ということを書きましたが、
実はちょっと違っています。
1枚だけ、ちょっとピンボケした写真なのですが、
以前住んでいたアパートで撮った写真を印刷しました。
観光地で撮った写真はみな幸せ満喫で、にっこり笑っていて、
どれもほんとうに良い表情をしているのですけど、
アパートで撮ったその写真も、
いつも一緒に居た彼の普段の姿が写っていて、
本当に思い出深いです。
ここに引っ越す前、長く一緒に住んだ家の写真ですものね、
そういう意味でも、思い出が染み込んだ写真でもあるわけで、
見るだけでちょっと目頭が熱くなります。
キッチンのシンクをバックにしてリビングにいる彼を、
隣の部屋から私が写したものです。
私が窓を背中にして撮っちゃっているので、ちょっと暗い写真になってるし、
今回、印刷をするときに少しトリミングをしたので、
そのせいで余計にちょっとピンボケになっちゃってます。
だけど、写真の中で旦那さんは、
黒いTシャツ着て、ゆるく腕を組んで、こっちをみて笑っています。
その笑顔が、いつもの笑顔なの。
観光地で幸せルンルンの笑顔じゃなくて、
優しい笑顔でこちらを見てくれてて、
普段、生活しているなかで時々彼が見せてくれた、
とても馴染みのある笑顔なのです。
ピンボケしててもいいから、この写真は身近に置いておきたいと、
印刷してフレームに入れました。
写真の中で旦那さんは自然に笑っていて、
今にも声をかけてくれそうです。