いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

ちょっとピンボケの写真

昨日、印刷した写真は観光地で撮ったもの…ということを書きましたが、


実はちょっと違っています。


1枚だけ、ちょっとピンボケした写真なのですが、


以前住んでいたアパートで撮った写真を印刷しました。




観光地で撮った写真はみな幸せ満喫で、にっこり笑っていて、


どれもほんとうに良い表情をしているのですけど、


アパートで撮ったその写真も、


いつも一緒に居た彼の普段の姿が写っていて、


本当に思い出深いです。




ここに引っ越す前、長く一緒に住んだ家の写真ですものね、


そういう意味でも、思い出が染み込んだ写真でもあるわけで、


見るだけでちょっと目頭が熱くなります。




キッチンのシンクをバックにしてリビングにいる彼を、


隣の部屋から私が写したものです。


私が窓を背中にして撮っちゃっているので、ちょっと暗い写真になってるし、


今回、印刷をするときに少しトリミングをしたので、


そのせいで余計にちょっとピンボケになっちゃってます。




だけど、写真の中で旦那さんは、


黒いTシャツ着て、ゆるく腕を組んで、こっちをみて笑っています。


その笑顔が、いつもの笑顔なの。


観光地で幸せルンルンの笑顔じゃなくて、


優しい笑顔でこちらを見てくれてて、


普段、生活しているなかで時々彼が見せてくれた、


とても馴染みのある笑顔なのです。




ピンボケしててもいいから、この写真は身近に置いておきたいと、


印刷してフレームに入れました。


写真の中で旦那さんは自然に笑っていて、


今にも声をかけてくれそうです。

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