いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

我に返るとき

ここのところ、4日連続で勤務…というのが続いていて、


私的には結構きついです。


前の仕事場では普通に土日祝が休みだったから、


5日勤務というのが当たり前だったのですが、


異動になってから、すっかり今の休みに慣れてしまいました。


だんだん歳を取ってきてるからかもしれませんけど、


2日働いて休み、とか3日働いて休み、などというほうが、今は却って楽になってます。


第一今はもう、


休みが土日祝だって、一緒にお出かけする人もいなくなっちゃったわけだしね。





前にも書いたかもしれませんが、


今の職場を辞めよう辞めようと思っていた時期があり、


その理由は、旦那さんと一緒の休みが取れないことでした。


旦那さんは休みが土日祝だったので、


私が今の職場に異動になってから、


一緒に遠方にドライブに行ったり泊ったり、が、すっかりできなくなっちゃいました。


それが、私の大きな悩みの種だったのです。




事務職だから、どこに行ったってそんなに変わらず給料はアンナモノだし(私の能力では…ですが、笑)、


今の職場は割と人間関係にも恵まれているし、


でも、だけど、休みを旦那さんと一緒に過ごせないのだけは苦痛でした。


別に出かけなくたっていいんです、休みくらい、二人で一緒に居たかったのです。


だけどそれができなくなって、


いつかそのうち辞めようと思っていたけど、伸ばし伸ばしにしていたのでした。




1年前に旦那さんのことがあって、


お通夜やらお葬式やらがとりあえず済んで、


しばらく経ってふと気が付いたら、辞める理由がなくなっていました。


「土日にわざわざ休んで出かけることなんかもう無いんだから、辞める必要ないじゃん」。


気が付いた時の、悲しさというか寂しさというか、むなしさというか。


なんだか、旦那さんが居なくなったことを、すごく実感した一瞬でした。





4日働いて今日は休みだったのですが、


休みを有効に過ごそうと、少し早起きしたくらいにして、


撮り溜めた録画を見たり、生協のカタログ選んだり、これからエプロンもちょっと縫おうと思っています。


ドラマは今、「あのキス」にちょっとハマってて、


私はどちらかというと松坂クンよりは新サンが好きなのですが、


ほんとの女の子(?)みたいな仕草にきゃー可愛い💓なんて思って見てても、


ふとした瞬間に、現実を思い出して「あ…!」と思う時があります。




ふとした瞬間に『我に返る』という言葉って、本当に言い得て妙だと思います。


あ…と我に返った瞬間に、胸のところがギュウッと掴まれたような感じになって、


新サンの笑顔なんかどこかへ消えてしまって、


「6月3日に旦那さんが死んだ事実」に引き戻される感じ。


寂しさと悲しさとが一度に戻って来て、


でも、受け入れるしかありません。


ちょっとだけ、苦しいなぁ。

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