いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

季節外れの写真ですが

2人で旅行が趣味だったので、結構写真は撮りました。


だけど全部はまだ見返してません。


見る度、悲しくて落ち込むので、


他のいろんなものと同じく、「閉まったまんま」にしています。


でも、少しずつフォルダを開けて、旦那さんとの思い出を噛み締めたりもしています。


そんな中、2人で出掛けた最後の記録写真を見つけました。



これを撮ったのは、今年の4月。


割と近場の公園です。


桜が満開。


なのに、なんで出店も人もいないの?…言わずと知れたコロナのせい。


「花見どこもやってないけど、公園は開いているから行ってみる?」と


休みの日に私を連れて行ってくれたのです。




こんな寂しい花見があるなんて…と2人で驚きました。


でも、この違和感は美しい。


こんな素敵な花見はないね…と喜びあった記憶があります。





だけど、これが最後の花見になろうとは。


そして最後の記念写真になろうとは。


今、見返せば、なんて寂しい風景…


私たちの未来を暗示しているような…


悲しい寂しい一枚に思えてしまいます。

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