いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

うつろうままに

今日、職場であったこと。


お客さんの一人が救急車で運ばれました。





私の勤める事業所から、


ヘルパーさんが、いつもどおり訪問介護に向かったわけですが、


お客さんの家に着き、チャイムを鳴らしても鍵が閉まったままだったそうです。


そして、「倒れてしまって動くことができない、助けて欲しい」と


叫び声が聞こえたそうです。




ヘルパーさんからヘルプコールがあり、サービス提供責任者がお客さん宅に向かいました。


そしてしばらく後、事業所の前を救急車とレスキュー車が通り、


少しするとサービス提供責任者から電話が入りました。


レスキュー隊に鍵を開けてもらって入ったところ、


お客さんは床に倒れていて、


訪問看護のナースが付き添って病院に運ばれた。


どうやら脳梗塞らしいとのこと。


お客さんは意識がありはっきりしているけれど、


首から下が麻痺して(⟵片マヒのこと?)動かなかったそうです。





私は、今の職場の人たちに旦那さんの事は言っていないので、


「あらぁ、脳梗塞でマヒ、これから大変だわぁ。」なんてお茶を濁しましたけれど、


サービス提供責任者の一言で、心の中はものすごく動揺していました。


彼女が言ったのです。


「あのお客さん、少し前から顔色が土気色になってたんだよねぇ。


何か起こるかもしれないと思ってたら、やっぱり」。




見る人が見たら、やっぱりわかるんだよねぇ。


旦那さんの何かの変化に、私が気が付いてさえいれば、防げたのではないか。


後悔先に立たずとはよく言ったものですが、


こればっかりは、彼の何かしらの変化に気づけなかった自分が、


悔やんでも悔やみきれません。


あの時、気が付いてさえいれば。。。。。




まだまだ毎日毎日、気持ちはうつろいます。

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