いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

不思議なこと(2)

去年の昨日は、旦那さんが倒れた日。


去年の明日は、旦那さんが亡くなった日。


間に挟まれた今日だけ、仕事が休みでした。


昨日も明日も仕事だから、あまりいろいろ考え込まないで済みます。


これも旦那さんからの贈り物なのかもしれません。




今日はとりあえずビデオを見たりして、のんびりのんびり過ごしてました。


本当は新しいエプロンの布断ちをやろうと思ってたのですが、


布断ちって結構私は緊張するので、今日は中止しました。


あんまり余計なストレスは、今は感じたくありません。


のんびりのんびり、無理せずに、やり過ごそうと思っています。




友人から、励ましのラインをもらいました。


ありがたい話です。


また、旦那さんの友人に「とうとう1年経ちますね」とメールしたら、


「1年経って、俺もだんだん気にならなくなってきてます」と返事がきました。


逆に、1年間も旦那さんを心に留めてくれていたのか…と感謝です。


本当に旦那さんは幸せ者だと羨ましくなりました。





夕方からは、旦那さんが生きている頃から度々催している


ある会合があったのですが、


ここでまた、不思議なことがありました。




その会合はまさしく手造りのもので、


市の施設を借りて度々行っているものなのですが、


手造りらしく、入り口には旦那さんの作ったお手製の看板が、


いつもぶら下がっていました。




でもある時、旦那さんが亡くなってすぐの頃でしたが、


その看板を毎回持ち帰ってくれていた参加者が、


疎遠になって、半ば音信不通になってしまったのです。


看板のことはずっと心にあったのですが、


わざわざそのために出席することをお願いするのも気が引けて、


私は、その看板が手元に戻ってくることをほとんど諦めていました。




だけど今日、しばらくぶりにその人が会合に出席してくれて、


私の手元に看板が、無事に戻ってきたのでした。


ほとんど1年ぶりに。


命日の前日に。


やっぱりちょっと、不思議なことのように感じてしまっています。





旦那さんが、「俺は居るんだよ! お前を見てるんだよ!」と教えてくれてるのか。


「がんばれよ!ひとりじゃないぞ!」と応援してくれてるのか。



どちらにしろ、素直にその言葉を受け取って、前に進もうと思います。

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