いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

独りになって

彼が居なくなってしばらくの間、本当にどうして良いかわかりませんでした。


何をして時間を過ごせば良いのかもわからなくて。


最初のうちはただただ、テレビの前にぼんやり何時間も座っていました。





今までずっとお喋りや笑い声があった場所で、無性に静けさが怖かったです。


だから、旦那さんが居なくなってからは


私がお風呂に入る時も


リビングには誰も居ないのにテレビを消せなくなりました。


それから、最近はやめたけれど


亡くなってからしばらくの間、


カーテンはレースカーテンも全部、昼間は全開にしてました。


隣から丸見えだったけど


寂しくて寂しくて、カーテンで外が見えなくなってしまうことが耐えられませんでした。






カーテン開けてればクルマが走るのが見えたり、


風が吹いて草木が揺れたり、


雀達が電線に止まるのが見えるかもしれないし、


もしかしたらどこかの家から誰かが出てきたりするかもしれません。





寂しくて悲しい気持ちは、


私ひとりでは決して癒せないから、


他の誰かの、何かの、生命力を感じたいのかもしれません。

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