いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

クリスマスはクルシミマス

一昨年のクリスマスは、まだふたりで過ごしてたのでしたっけ。


あの頃は、本当に楽しかったなぁ。


確か一昨年のクリスマス・イブには、となりの県のイベント会場に


ふたりでイルミネーションを見に行ったのだったと思います。


会場内のレストランでクリスマスのごちそう(?)を食べて、


サンタクロースやトナカイさんの楽しいイルミネーションを見て、


ふたりで散々楽しんでから、


夜遅くに家に帰ってきた記憶があります。





まさかまさか、その半年後に旦那さんが亡くなるなんて、


思いもしませんでした。


本人だって、きっとそうだったと思います。


まさかまさか、ふたりで居たらこんなに楽しいのに、半年後にオレ死んじゃうの?


私と旦那さんはふたりとも、


来年も再来年もそのまた次の年も、ずっとずっと楽しいクリスマスはやってくる…と思ってました。




あの人が居なくなってから、


こんなに辛くて悲しいクリスマスです。


でも、きっと、


この苦しさは、年々緩んでいくのでしょうね。


去年よりは今年がそうであるように、


今年よりは来年、来年よりは再来年、


少しずつ、私のクリスマスは、クルシミマスじゃなくなってゆく。




本当は、それが一番怖くって、悲しくって、寂しいです。


あなたが過去の人になってしまうことが。


「そういえば、昔、あの人がいたっけな。」


いつかそんな日が来てしまうことが一番怖い。




だからいつまでもいつまでも、


クルシミマスのままであってほしいような、そうではないような。


自分自身の気持ちが、今ひとつわからない私です。

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