いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

もうすぐ2021年が終わります。

明日で2021年も終わります。


旦那さんが亡くなったのは2020年の6月だから、


明日が、一人で過ごす2回目の大みそかになります。




今日職場で話したのですが、


クリスマスも暮れの騒ぎも、なんだか他人事のよう…なのは、


私だけではありませんでした。


休みが不定期だし、いつもバタバタ仕事をしているから、


みんな、季節を楽しむ気持ちの余裕がないのかもしれません。


でも逆に、季節を楽しむ気持ちの余裕がないせいで、


私は、寂しさや悲しさから守られているのかもしれないな、とも思いました。





仕事帰り、自宅へはクルマを運転して30分ほどかかるのですが、


つい最近、帰る途中に、一度も旦那さんの事を思い浮かべない日がありました。


今までで一度きりですが、家に帰って初めて旦那さんの事を思い出した時には、


自分でびっくりしてしまいました。



まぁ、この日は職場でちょっと腹の立つことがあり、


帰り道にその事ばかり考えていたからなのですが………。


だんだん、そのうち、これが普通になるのかな。


旦那さんの事を思い出す時間や回数は、時とともにだんだん減っていくのかな。


それはそれで自然なことで、ある意味人間の性なのかもしれないけれど、


でも、そんなものなのでしょうか。


旦那さんが生きた時間って、


旦那さんがこの世に存在したことって、


その程度の事なのかしら。


……、そんなことを考えながら、2021年12月30日が終わります。


2021年12月30日って、きっと絶対に、この日はもう来ないのですよね。


良くても悪くても、今日はこれで終わりで、やり直しはできません。


そう思ったら、少しだけ、今日一日を大事に生きられるかもしれないですね。

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