いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

共存共栄

今日みたいに雪が降ったら、


スコップでガシガシ、両隣の駐車場のぶんまで雪を払う人でした。


職場にも、始まる30分も前に出向いて掃除をするような人でした。


クルマがわき道から出てきたら、率先して道を譲ってあげるような人だったし、


私から見たら、ちょっと理解不能なところがありました。



改めて文章に書くと、なんだかびっくりされちゃうかもしれませんが、


まったくそんな「良い人」的なところばかりじゃなくて、


怒るしすねるしいじけるし、フツウの凡人さんなのだけど、


ただ、私と違うところがあるとすれば、


それは彼が、どちらかといえば「共存共栄」的な喜びが好きだったかなと思います。




私なんか、私一人だけ幸せなら充分…みたいな自己中さがありますが、


旦那さんは「皆が良ければなお良い」みないな考え方をしていて、


それって多分、気持ちに余裕があるからなんですよね。




私なんて余裕がないから、必死にいつも突っ走ってて周りを見ている暇なんてないのだけど、


気持ちに余裕があるというのは、そういうことなんでしょう。


自分ばかりじゃなくって、周りの人も幸せであること。


そう願えるだけの余裕が、私も欲しいなと思います。


気持ちに余裕があるって、それだけで十分幸せなことだと思うので。

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