共存共栄
今日みたいに雪が降ったら、
スコップでガシガシ、両隣の駐車場のぶんまで雪を払う人でした。
職場にも、始まる30分も前に出向いて掃除をするような人でした。
クルマがわき道から出てきたら、率先して道を譲ってあげるような人だったし、
私から見たら、ちょっと理解不能なところがありました。
改めて文章に書くと、なんだかびっくりされちゃうかもしれませんが、
まったくそんな「良い人」的なところばかりじゃなくて、
怒るしすねるしいじけるし、フツウの凡人さんなのだけど、
ただ、私と違うところがあるとすれば、
それは彼が、どちらかといえば「共存共栄」的な喜びが好きだったかなと思います。
私なんか、私一人だけ幸せなら充分…みたいな自己中さがありますが、
旦那さんは「皆が良ければなお良い」みないな考え方をしていて、
それって多分、気持ちに余裕があるからなんですよね。
私なんて余裕がないから、必死にいつも突っ走ってて周りを見ている暇なんてないのだけど、
気持ちに余裕があるというのは、そういうことなんでしょう。
自分ばかりじゃなくって、周りの人も幸せであること。
そう願えるだけの余裕が、私も欲しいなと思います。
気持ちに余裕があるって、それだけで十分幸せなことだと思うので。