いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

生への執着

雪は思ったほどじゃなかったけれど、


今朝は道路が凍ってるし、クルマが混んで散々でした。


職場に遅刻しそうになって、イライラ、イライラ。


ちょっと危ない運転の車にカチーンときて、


でっかい声で「バカヤロー!」と言ってみるけど、決して相手には聞こえません。


聞こえないから言ってるんだけど。





どうしたら、気持ちに余裕が持てるんだろう…というコメントを戴いて、


つくづく考え込みました。


以下、ちょっと生意気なことを書くので、


イライラしている方は読み飛ばしてください。





旦那さんって、割と物事に執着しないタイプだったかもしれません。


何かをあきらめる…ということを、割と簡単にできる人でした。


何か欲しいものとか、


誰かとの縁とか。


私なんかは強欲の塊なので、物や縁への執着ってひどいものがあるのですが、


旦那さんは、そこらへんの欲が、割と薄いところがありました。




だから以前、何かの理由でケンカして、別れるキレるの話になった時、


なんだかヤケにすんなり家を出て行かれそうになっちゃって、焦った記憶があります。


仲直りをしてから、なぜ…と聞いたら、


「だってしようがないだろ」とボソッと言ったのを覚えています。




気持ちの余裕と執着心に、関係があるかどうかはわかりませんが、


手放す勇気を持つことは、生き易さに繋がるような気がします。


まぁどちらにしろ、私にはあまり縁がない話です。



だけどひとつだけ、


もしかしたらあの人は、生きることへの執着も薄かったのじゃないかしら。


「だって、しょうがないよ。」って。


簡単に生きることを手放してしまったような、そんな気がしてなりません。

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