いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

思いやる心

旦那さんが亡くなってしばらくの間、


そして、今日もそうなんですが、


他人様のありがたさが身に染みる時があります。




以前のブログにもずいぶん書いたけど、旦那さんが亡くなった時、


私はいろんな人から温かく接していただきました。


旦那さんとの共通の友達だった人には、電話で随分悲しみを聞いてもらいました。


もう一人の友人には、暫くの間、毎日毎日メールのやり取りをして、


まるで血飛沫のようにほとばしる激情を、受け止めてもらいました。




アパートの2階に住んでいる人は、それまで話をしたこともなかったのに、


ある日、タッパーに手作りのお惣菜を入れて、持ってきてくださいました。


「これ食べて、元気出して。」と。


お惣菜を持ってきてくれた方のご主人と、隣の部屋の人と、向かいの部屋の人にも、


声をかけてもらったり、手を貸してもらったりしました。




そして今日も、私の事情を知ったリアルな友人が、


「これ見て、元気出して。」と、ある和尚さんの説教のYouTubeを教えてくれました。


………大愚和尚<愛する人との死別>………




YouTube見ていると、和尚さんが、死別された奥さんの話をされていて、


話を聞いているうちに、


私も、「受け入れて」「乗り越える」ことができるような気がしました。


そして何より、この情報を教えてくれたリアル友人の温かい気持ちがありがたく、


心が温かくなりました。





でももし私が、だれかのお手伝いをする、今と逆の立場になったら、


私は相手に、声をかけたり、手作りお惣菜のタッパーを持って行ったり(?)、


そういう温かい気持ちを相手に示すことができるのかしら。




私、恥ずかしがり屋だしぶきっちょなので、


上手に相手に伝えられないかもしれないけれど、


その時のためにも、今の、温かい気持ち、嬉しい気持ち、感謝の気持ちを、


忘れないようにしたいと思います。


人って、ステキな生き物ですね。

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