いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

やっぱり涙がぽろぽろ

休みがカレンダー通りになったので、


昨日と今日がお休みでした。


なので、昨日も今日も、ずいぶん桜の花を見ちゃいました。


家から南の方角に、こんなにいっぱい桜の木があるなんて知らなかったよ。


桜の花を見る度に泣いた去年の経験から、今年はすこし過敏になっていて、


ちょっと恐る恐る外出したら、いやー、桜の木があるわ、あるわ。


しかもちょうど満開なので、


あまりに美しく悲しすぎて、


昨日と今日で、運転中に何度泣いたかわからないほど泣きました。




今日は、前の職場に、


在任中のユニフォーム、クリーニングしたものを返却しに行ったのです。


ラッキーなことに、今日は例の若い子2人は休みで、


(休みの日を選んで行ったんですけど笑)、


仕事中のみんなに改めてお別れを言い、


下に降りてきていた利用者さんにもお別れを言うことができました。




職場のみんなも、利用者さんも、みんなニコニコ、


「今までありがとう。元気でね」と言って下さって、


あーあ、あの2人さえいなきゃ、あの職場、大好きなのにな。


でも良かれ悪しかれ、あそこにはもう多分、行くことはないです。





私はあの職場で、


旦那さんが死んじゃって、自分の席に座って、何度泣いたことだろう。


パソコンが前にあるからちょうどよいのですよね。


泣いても前から見えないから、いくらでも泣けます。


トイレに籠って、何度泣いたことだったろう。


障害者用の個室トイレだから、大声で泣いても叫んでも、聞こえずに済むからね。


顔がぐじゅぐじゅになって、化粧なんかすっかり取れて、


ハンカチがすっかり湿めっちゃうまで、


何度泣いたことか。




今日でユニフォームも返したし、


もう、二度とあそこに行くことはありません、多分。


今日でまるっきり、ひとつの段落が、終わります。




まだまだ悲しく寂しい日は続くけれど、


明日からは未来に向かって一歩踏み出す気持ちでいます。


未来が幸せか不幸せかは神のみぞ知るですが、


幸せと言ったってたかが知れてるし、


不幸せと言ったって、残りの人生そんなに長くはないんだから、


もう、大したことは起こらないんじゃないかな。



どっちにしろ、旦那さんを失うほどの不幸せは起こるはずがありません。


そういう意味では、ちょっと安心。

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