いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

命日を終えて

今日は家から一歩も出ず、


一日中家に居ました。


たまってしまった雑用を片付けたり、撮りためたビデオを見たり。


身の回りに少し整理が付いた一日でした。




そのせいもあってか、


今日は不思議に、気持ちがスッキリしています。


気温も、暑くもなく寒くもなく、


夜のひんやりした空気が、ちょっと肌に気持ち良いです。





部署が異動してから、とりあえず2ヶ月経過した、というのも


気持ちがスッキリしている一因かもしれません。


なんとなく落ち着くまで3ヶ月、という勘定でいたのですけどね。


仕事への慣れはさておいて、少なくとも人間関係は、


2ヶ月経つと、だいぶ馴染んできています。




でも、気持ちがスッキリ…のもう一つの原因は、


旦那さんの命日が過ぎたことだと思っています。




先日も書いたけど、私、


命日が来るのを本当に怖くて怖くて仕方がなかったのです。


なぜ怖いか…と、怖かった理由はうまく説明できないのですけど、


ともかく怖くて、まるで全身の神経が逆立ってしまっているような感じでした。





だんだん遠くなっちゃう。


今までは、2年前にはまだ生きてたのに、


命日以降は、2年前も旦那さんは居なかったことになっちゃう。


過去になっちゃう。


昔のことになっちゃう。


前に、居た人 ?


昔、生きてた人 ?




それが、すごくすごく嫌でした。


だから命日が来るのが怖かった。……、と、


いま、書いているうちに自分の気持ちに気がつきました。




だけど、命日が過ぎて、


2年前には、旦那さんがもうすでに故人になっている事になってしまって、


なんだか少し、


諦めがついたような気がしています。




つい最近まで生きていた…なんてもう絶対言えないし、


つい1年前までは…とも言えなくなっちゃった。


これからも、旦那さんが生きてた時代は、


日が経つにつれ、どんどんどんどん昔のことになってしまいます。


その諦めが、少しついたというか。


私はこれから先、ひとりで生きていくんだなぁ、という事にも


少し諦めがついたというか。


だから、寂しいけれど、気持ちがスッキリしてるんだと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する