いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

少し寂しい帰郷になりました。

昨日は、私と旦那さんの生活が始まった土地に行ってきました。


私の故郷がある県で、


今住んでいる、となりの県です。


旦那さんが亡くなったのはちょうどコロナが始まったころだったから、


それからはなんとなく行きづらいものがあって、


旦那さんが亡くなって以来、初めての訪問になりました。




友人たちと会う約束があったのです。


しばらくぶりでみんなで集まって、いろんな話しようよ、という。


でも、私にとってはちょっと意外な、ちょっと寂しい集まりになってしまいました。



旦那さんの話がほとんど周りから聞こえてこなかったのです。


私が言うのもなんですが、


彼は明るい人だったし、


割とみんなの人気者的な存在だったのです。


(決してハンサムではないのだけど、声が低くてカッコヨイ?


何かの統計で、聞こえのよい声の持ち主(男性)ってとてもモテるのだそうで、


うちの旦那さんは、典型的なそのタイプでした。)






だけど、旧友たちは、私の顔を見て色々話しかけてくれるけど、


旦那さんの話にはほとんどなりませんでした。


(2人くらい、旦那さんの話をした人は居たのだけど、


「そういえば…」なんて、私のほうから旦那さんの話に持っていった感じでした。)






ようするに、時間が経ってしまったのですね。


もしコロナさえなかったら、


私がすぐにでも旧友たちのところに行けたら、


旧友たちも、旦那さんを偲んでいろんな話をしてくれたことでしょう。


そうすれば仏様(旦那さん)もとても喜んだと思うのですが。





旧友に会えてうれしい気持ちと、ちょっと寂しい気持ちが、


混在した帰郷になってしまいました。


溜息です。

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