いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

できなかったこと

2020年の6月19日に、ある趣味の会を開催する予定があったのです。


私たちの住むこの街で。


だから旦那さんは、その為に会場の予約に行ったりして準備をしてくれていました。



だけど、4月か5月に入ってからだったか、


旦那さんの携帯電話に、会場を貸せないという知らせがありました。


つまりコロナで。 会場の入る建物自体を閉鎖すると。


がっかりしましたけど仕様がありません。


その残念な知らせを、参加を楽しみにしてくれた人たちにお知らせし、


旦那さんと私は言ったものです。 


「コロナが終わったらできるから、それを楽しみにしていようね」。




だけど、その約束が果たされるのは、それから2年後になりました。


今度の日曜日に、2年前に旦那さんが予約した同じ会場で催されます。


もしコロナが流行らなくっても、


2年前の6月19日にはもう、彼は居なかったわけですが。


兎にも角にも、2年越しで旦那さんの思いが叶えられます。


この状況下、遠方からどれだけの人が来てくれるか未知数ですが、


天国で、喜んでニコニコ笑顔の旦那さんが、目に見えるようで。


つい、くすっと笑ってしまいました。

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