いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

ウラギリ?

健康診断に行ってきました。


問題は、高脂血症だけでした。笑。


でもとりあえず、内科のお医者さんに定期的に通っているし、


今のところは薬は飲まずに済んでます。





午前中は、総合病院の横に建っている健診棟で


諸々の検査をやって、


オプション検査のある人は、午後に病院のほうに移動して検査をするのです。


私も、オプションでマンモグラフィーを予約してたから、


昼ご飯を食べた後に、病院の建物に移動をしました。


(マンモグラフィーって、あの、オッパイをハサまれるすっごくイタい検査です。


あのイタさは女性しかわかりませんが、乳がんになっていないかを調べるための検査。)


前にも確か書いたことがありますが、


私の母が乳がんで亡くなっていて、


不安だから、乳がん検査は毎年受けることにしています。





で、今年もハサまれて、とっても痛かったわけですが、


とりあえずは、検査は無事受けて帰ってきました。


結果は後日郵送されるそうですが、やれることはやったゾ…とホッとしています。



ですが、ヘンな話、


あの人が死んだ病院で、私が健康を維持するための検査を受けている。


なんだかすごく、妙な感じがするし、


大げさに言えば、旦那さんを裏切っているような気すらします。




マンモグラフィーの検査室は3階で、


旦那さんが亡くなったSCUは6階です。


SCUってICUと同じく、集中治療室なんだそうですけど、


少なくとも旦那さんが運ばれたときは、


ただ、モニターの機械音だけが聞こえて、


看護師さんやお医者さんは全然歩いていないし、緊急性など微塵もない空間でした。


語弊を恐れずに言えば、ただ、


ICUのベッドを開けるために、


もう助からない人を(命が尽きるまで)(とりあえず)置いておく場所 


みたいな感じでした。





なんだか、ハサまれながら3階にいても、


その当時の、6階のその場所を思い出してしまい、


気持ちが暗くなりました。


急性期の病院だから余計なのかもしれないけど、


いつも人がいっぱいいて、活気がある病院なのだけど、


SCUのあの場所は、薄暗くて、人が居なくて、空気がよどんだ感じでした。


ああ、やだやだ。


私はその病院で、健康に長生きするための検査をしてきたわけですから。

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