いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

老化現象

新年が明けてから2日目の仕事を終えて、


早くももう、お正月気分がどこかにふっとんでいってしまった気がしています。


私の職場など、


最初の一日目は流石に職員同士、新年のあいさつなどあるけれど、


今日はもう、すっかり日常に戻ってしまって、


あの、どこか温かく穏やかな年末の雰囲気はどこに行ってしまったんだろう、と、


ちょっと寂しい気持ちがします。




私生活もほとんど全部、あっという間に日常に戻ってしまって、


年末に満タンにしたガソリンも、遠出をしたからまたガススタに行かなければならないし、


今度の土曜は近くの整形外科に、いつも飲んでいる薬を貰いに行かなければならないし、


その帰りに、5回目のコロナワクチンを打ちに行かなければならないし、


お正月気分なんてすっかり、どこにいってしまったんだ状態です。




しかも悪い事に、


今日、帰って来てお風呂に入り、夕飯を食べながらのんびりテレビを見ていたら、


なんだか、時間がずっと9時前のままなんです。


今日は、年末に楽しみに録画しておいた「ドキュメント72時間」をまとめて見る予定で居たので、


「あれ? 今日は時間が経つのが遅いなぁ、ゆっくり番組見られるからまぁいいか。」と思ってたのですが、


何回見ても9時前なので、壁時計をよくよく見たら、


なんと、止まってた!!




実際の時間はもう10時半で、


お風呂を済ませていたからよかったけれど、


そこから焦って、時計の電池替えです。


脚立を持ってきて、


単3電池を用意して、


足悪いのに、よっこらせと脚立を2段登って、


多少ふらふらしながら時計の電池を外して、新しいのを入れ替えて。




作業をしながら、


「今度この時計の電池が切れた時、


その時はもう、私の足ではこの脚立登れないかもしれないなぁ」とふと思いました。



旦那さんが居た時には簡単に出来たことが、


いま、ひとり身になって、気が遠くなるようなことがいくつかあります。


私の場合は足が悪いから、主に、何かを運ぶ事だったり動かす事だったり、


今日のように脚立を使って登る事だったりするのだけど、


それ以外にも、今少しずつクリアしているけど、


旅行をすることなどは、プランたてが旦那さんの得意分野だったので、


私一人だとなかなか思うように行きません。




2人暮らしがひとりになって、


これから将来は、体もだんだん衰えてくるから、


これからは少しずつ少しずつ、


やれることが減ってくるのだろうなぁ、と


最近つくづく思うのです。 



2人暮らしがひとりになることも、


私の場合は死に別れなのだから、


言ってみれば、これも一つの老化といえば、老化なのよね。



そうやって、だんだんできないことが増えていって、


残り時間が少なくなって、


いつか私も、旦那さんと同じに、あの世に逝くことになるのよねぇ…なんて、


時計の電池替えをきっかけに、


いろいろ考えてしまった今日でした。




お正月から縁起でもない話でごめんなさい。

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