いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

今年の恵方巻は…。

いつも行くスーパーで、恵方巻のチラシを貰ってきました。


恵方巻は確か、ひとりになってからも毎年、食べています。



私の場合、旦那さんを亡くして半年経った頃に、


「このままでは良くない!」と思った時期がありました。


別に具体的に何かがあったわけではないのだけど、


このまんま落ち込んだ生活をしていては自分がダメになっちゃう!と、


少しだけ客観的に自分自身を見ようとする瞬間があったわけです。




それで、なんとなく、


それまでずっと半年間、自炊は全くせずにスーパーのお弁当ばかり食べていたのをやめたり、


生協の注文販売を始めようという意欲に似た感情が沸き始めました。


生協のカタログが届くと、


ちょっとだけ食べてみたいものを買ったり、興味がうっすら沸く品物を買ってみたり、


まるで嗅覚の悪いモグラが地の中を這うように、


ちゃんとした方向性もないまま行動し始めた時期です。




今から思い返すと、その頃は、


今までより少しだけ自由にできるお金が増えたりとか、


お湯を注ぐだけ、とか、レンチンで…とか、好き勝手なものを食べても良心が痛まないとか、


「一人だからできる自由さ」ってあるんだ、と、気が付き始めた時期でもあったようです。




ヘンな話ですが、


値段の高い恵方巻も、一人分だから割と抵抗なく買えちゃったりするわけです。


今日スーパーからチラシ貰ってきて、今年はどれを頼むか迷っている最中ですが、


仮に、チラシの中で一番豪華な恵方巻、


マグロとカニと、つぶ貝とホタテ、いくら、白身が入ってる恵方巻を買おうとすれば、


1本の本体価格が2,831円です。(税込みで3,058円。)


これ、もちろん1本でも高いけど、


2人分の2本なんて買ったら、凄いえげつない値段になってしまう。




もちろんこんな贅沢な恵方巻は、私は1人でも買わないけど、


今ちょっと狙っているのは、


まぐろとサーモン、いか、たこ、玉子ときゅうりが入っている、


本体価格931円、税込み1,006円、あたりかな。


その位だったら、たまの贅沢、


今年こそはちゃんと恵方を向いて、


今年は南南東だそうなので、


まっすぐそっちの方向を向いて、食べようと思います。


まだ1ヶ月先の話だけどね。

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