自分で決めた道
今日仕事の帰り道、山間の道路を走っていて、
(最近は国道でなく空いている山間の道路を帰るようになりました。
略して単に山道とも言います、苦笑。)
運転している途中で、生前旦那さんが乗っていた自動車と同じクルマを見かけました。
色もグレードも多分年式も近いと思います。
見かけたというより、私のクルマのすぐ前を走っていました。
以前よく、旦那さんとクルマ2台で移動するときは、
ほとんど必ず、旦那さんのクルマの後ろを私がついて走ったものでした。
だから、今日はもろに思い出しちゃいました。
なつかしいなぁ、本当ならあの運転席には旦那さんが乗っているはずなのに。
本当なら、
あの人のクルマの後を、ただただ追いかけて行けば、間違いなく目的地に着いたはずです。
何も考えず迷わず、ただただ追いかけて行きさえすれば、必ずそこに到着地点があったはずなのに。
今は、追いかけていくのではなく、なんでも自分で決めなければなりません。
自分で考えて、迷って、判断して選ぶ。
道路だけじゃなく、何もかも、です。
その過程を毎度毎度、いやになるほど繰り返さなければならないことに、
時々疲れてしまうんだよね。一人で生きていくということに。
でも、しょうがないですね。
今はもう、自分で選んだ道なので。
自分で決めた道なので、まっすぐ歩いていこうと思っています。