人徳
昨日は旦那さんの月命日だったけど、
夕方に人と会う用事があったのでそれまでは部屋で過ごし、
(つまりパソコンの移し替え作業をずっとやってました。)
外に出た帰りにスーパーで、お供え花とお菓子を買ってきました。
お菓子は、「ずんだ白玉あんみつ」です笑。
陳列棚に並んでいる種々のお菓子を見定めながら、
「あぁあの人、こういうのも好きで、たまに買って来たっけなぁ」と、かこつけて、
結局は自分が食べたいお菓子を買った私です。
帰ってきてお花を供えて、ずんだ白玉あんみつと、
それから、夕飯用に炊き上がったばかりのたけのこご飯を供えました。
今日のたけのこご飯は鶏のもも肉と人参と油揚げが入った贅沢版です。
めんつゆで簡単に美味しく味付けができることを知ったのは、旦那さんが亡くなった後だったので、
知る以前は、タケノコ料理は結構ストレスでした。あく抜きもしなきゃいけないし。
旦那さんが仕事先からタケノコをもらってくると、「げ。」なんて思ったりして。
今だったらもっと手軽に早く、簡単に作って食べさせてあげられるのに、なんて、
自分で作ったたけのこご飯を食べながら、ちょっと寂しい一人食べです。
話は変わりますが、今日は、夕べの集いに人がいっぱい集まりました。
いっぱいといっても、私を入れて8名ですが。
だけどいつもは3~4名で、ゴールデンウィークだから倍の人数が集まりました。
今日はずいぶん、旦那さんの話が出ましたよ。
しばらくぶりで、旦那さんを知っている遠方の人が来てくれたせいでしょうね。
最近は、せっかく集まっても全然旦那さんの話が出ないことがほとんどなので、
「時間が経つと忘れちゃうんだな」と、寂しい思いをするのだけど、
今日は、集いの時間90分の半分くらいは、旦那さんの思い出話になりました。
ほとんど3年経つのに、こんなにみんなに思い出してもらえて、
遠方からの人も、ゴールデンウィークを利用してわざわざ来てくれて、
あの人は本当に、いろんな人から好かれる人だったんだなぁ、
あの人の人徳なんだなぁ…なんて、
つくづく思った35回目の月命日になりました。
(私が死んだってこうはいかないわよ、
3年経ったら誰も思い出してくれないわよ、なんて
ちょっといじけた一日にもなりました。)