いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

もうすぐ3年

早いものだなぁ…と思います。


来月の3日で、まる3年が経つわけです。


あの日からの、あの一連の出来事は、


まるで嵐のように私の前に突如現れ、


そして過ぎ去っていったような感じです。





もちろん今だって寂しいし、


あの人がいてくれたらどんなに嬉しいだろう…と思います。


だけど、それはかなわぬ夢。


かなわぬ夢だということを100パーセント納得し、100パーセント諦めてから、


ずいぶん時間が経ちました。





あの嵐を、私は乗り越えました。


それは自分でも、ある意味とても意外なことでした。


今までの私だったら、途中でくじけていただろうと思うからです。


たぶん、乗り越えられたのは、


あの人と暮らした時間があったからです。


彼の生き方をそばで見ていて、


私自身がそれを手に入れたいと思ったから。


彼のような(大人な)生き方をしたい…と思えたからです。





だからあの人が死んでから、ある時期、必死でした。


彼がこの世からいなくなってから、いろいろ困ることがあったけれど、


そのたびに、


「あの人ならこういう時、どうしただろう」。


「あの人ならこういう時、どういう言葉を言っただろう」。


あの人を基準に考えるようになりました。


そしてその生き方は、基本今も変わってません。


迷ったらお手本通り、


お手本とはずいぶん一緒に暮らしたので、


間違うことはありません。





もちろん、いくら真似をしたって、私には私のエゴがあるわけだし、


なかなか追いつけないことはわかっています。


だけど、それはそれで、次に活かせばよいことで、


そうしたら、だんだん私の生き方が楽になってゆく。のだと信じています。




私に与えられた時間のうちで、あの人と一緒に暮らせた時間があったこと、


あの人の生き方を見せてもらったこと…は、


本当に神様からの贈り物だと、


そう信じてやみません。

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