国立新美術館
先週の木曜日、休みを取って東京に行ってきました。
六本木にある国立新美術館、
今、ルーブル美術館展をやっているんです。
平日だったから、首都高も全然渋滞がなくてラッキーだったのですが、
(それを狙ったから、わざとゴールデンウィークを外したのでした!)
だけどその割に、美術館は混んでいました。
この間の角川武蔵野ミュージアムほどではなかったですけど。
(あれはヒドかった、人の頭しか見えないんだもの、…二度目に行った時ですが。)
やはり、名だたるルーブル美術館展だけのことはあります、
私もそうだけど、絵画が半端に好きな人間なら絶対見ておきたいと思うはずです。
都会のど真ん中とはおよそ思えぬような出で立ちの老若男女も結構いたりして、
ほっと安心できるような、不思議な空間ではありました。
実は以前、旦那さんと一緒に見に行ったことがあったんです。
ご本家のルーブル美術館。
だから、なおさら見に行きたかったの。
だけど、今度はそれを一人で見に行くわけで。
寂しいけれど、致し方ないことでした。
今回の企画展には「愛を描く」というタイトルがついていて、
キリスト教を背景に、時代時代のいろんな愛を表現した作品が展示されていましたが、
どうしたって私としたら、
旦那さんとの愛の記憶…というか、
楽しくて充実していた2人の生活を、作品に重ねて思い出してしまいました。
そして、前の時は2人で見ただろう作品を、
今度は1人で見ながら、
時々涙が出てきてしまったりしました。
確かご本家のほうは、展示されている殆どすべての作品が写真撮影できたのですが、
日本の国立新美術館では、撮影可の作品は最後の展示室にある何点かでした。
でもきっと、これも、旦那さんと一緒に見た作品だと思うんですよ、
今回は、一人で寂しく鑑賞させていただきました。