優しさと、残酷さと。
旦那さんのシャツやスーツをしまいました。
洋服ケースを買って来て、それに入れて押し入れへ。
「懐かしいねぇ、あぁこれも随分着てたっけね」。
旦那さんに言葉を掛けながら一つ一つたたんで重ね、
でもやろうとしていることは、
自分の生活圏から彼の持ち物を無くそうとしているわけで。
優しさと、残酷さと。
本来馴染まないはずのふたつの相反する感情が、
私の心の中に混在しているのを感じました。
胸ポケットののど飴は、結局そのまんまにしてシャツをたたみました。
のど飴は個包装だから、万一溶けても染み出さないし、
借りに染み出したとしても、もう着る人は誰もいない。
彼の代わりに誰かが着るわけでもない。
ただ、私が彼の持ち物を処分する気になれないから、だから一時的に押し入れに置くだけです。
…悲しくなるから、これ以上、自分の考えや感情を深堀りするのはやめておきますね。
でも、袖をまくった作業着だけは、タンスの中に入れたまんまにしたんですよ。
あれはさすがに仕舞う気にはなれなかった。
3年半も経つと、もうなんだか旦那さんの匂いは消えちゃったみたいだけど。
今日はほかにもやることがあって、大忙しだったのです。
昨日買って来たデニムのワンピース、ちょっと丈を詰めました!
私そんなに身長高いほうじゃないから、
なんだかロングドレスのようになってしまって、
コンサートに行っても悪目立ちしそうだったから、
勇気をもって裁断した!
本当は丈詰め屋さんに持って行こうかとも思ったんですが、
最近あまり使ってもらえないで泣いている私のミシンちゃんがちょっと可愛そうで、
それに一応、割烹着を縫える私の腕が泣く??
でもやってみたら丈もちょうどよく、意外とカッコよくできたのでホッとしています。
ふふふ。
さぁ2週間後、
ちょっとお洒落なデニムのワンピを着て、
私はリフジン様に、
会いに行く事ができるのだろうか!?
乞うご期待!