いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

「そのうちきっと楽しくなるわよ」。

私の勤める部署で今日から、


「楽しい職場にするために」と題した、聞き取りが始まりました。


カウンセラーの先生が、社員一人一人にインタビューをして、


その結果から会社にアイデアを提案したり、社員向けに講義をするらしいです。


私は初日の今日、聞き取りがあったのですが、


カウンセラーさんだから、会社の事でも社外の事でも何を話してもよいらしく、


上司への不平不満だの、ここ変えてほしい、だの、いろいろ好き勝手な話をしたのち、


ちょっと私生活のことを話しました。


もちろん、そんなに詳しい話はしなかったけど、


今ちょっと事情があって、とても苦しい状況なんだ、という事だけ話しました。




そしたら、その先生が言うのです。


苦しみって人を大きくするものだから、


苦しみが大きければ大きいほど、


だんだん人は強くなり、いろんな状況下でも対応できるようになる。


そして、苦しみって永久には続かないから、そのうちきっと楽になるし、


楽になったらその後、苦しみを乗り越えた分


客観的に物事をとらえるようになるし、生きているのが楽しくなるよ。




「そのうちきっと生きているのが楽しくなるわよ」と先生が言ったとき、


涙出そうになりました。


ほんとにそんなふうに感じられる日が来ればいいなぁ。


生きているのが苦痛でしかない今、


死ぬの怖いから生きているだけの今、


そんな日が来るなんて、夢のまた夢のまた夢のまた夢です。

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