いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

超常現象

休みだったので掃除をしたり、ソーイングを楽しんだりしてました。


テレビの年末の特番はやっぱり苦手です。


それでなくてもこっちは落ち込んでいるのに、


タレントがみんな元気すぎて、ついていけない感じです。


なにかほかに面白いのないかなぁ、と、NHKオンデマンドを探してみました。




「超常現象」という番組があって、


ちょっと不気味だけど、


NHKなんだから、まさか根拠のないオバケの話はないだろう、と


好奇心半分で見てみることにしました。




番組は2部に分かれていて、前半は、幽霊とか死後の世界についてのことでした。


さすがにNHKだけあって、


幽霊屋敷と言われているけど実は科学的に説明可能、みたいな流れで進んでいき、


なんだかちっとも怖くありません。


それどころか後半、死後の世界があるかないかの話では、


結局私はまた泣く羽目になりました。




良く聞く話ではありますが、九死に一生を得た方が、


暗いトンネルの向こうに花畑が広がっていて、蝶が舞い、いいようのない幸せ感…、


というのは、実は世界中にたくさんある話なのだそうです。


そしてそれは、(科学者の話によれば)、


おそらく死に直面した人が


その究極の恐怖を緩和するための、脳内物質による作用だろう、とのこと。




当然ながら、やはり私は、死後の世界があってほしいと思うのです。


もし仮に、死んでしまっても全くの”無”にならないのであれば、


どんな形であれ、旦那さんがまだどこかに存在しているのだとしたら、


もう会うことは叶わなくても、それだけでも気持ちは全然違います。




もし、脳内物質の作用じゃなくて、


本当に、明るい奇麗な花畑の中を歩いたのだとしたら、


旦那さんの事だから単純に感激しちゃって「うぉ~」なんて吠えているに違いなく、


死後の世界に行ったのだとしたら、今ごろ友達いっぱい作っているに違いありません。




それを科学者さんに、簡単に脳内物質のせいにされちゃって、


「見なきゃよかった」なんて思っていたら、


最後のほうで、少し違った流れになりました。




科学的な理論だけでは説明できないことがあるのだそうで、


「生まれ変わり」もそのひとつだそうです。


小さな子供(なぜか知能指数が高い子供が多いのだそうですが)が


前世の記憶を持って生まれてきたりすることが、やはり実際にあるのだそうです。


それはさすがの科学者さんも説明がつかないらしく、


なんかよくわからないですけど、


人の記憶が今の物理学では説明のつかない性質のものに形を変えて存在し続ける…のかもしれません…、


みたいな結論だったと思います。




むずかしいことはよくわからないけど、


どういう形であれ、旦那さんの記憶…だけでも、どこかにもし存在し続けてくれているのであれば、


こんなうれしいことはありません。


もしかして、私が死んだら、その時またそばに、一緒にいられるかもしれないもんね。

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