いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

感謝のおもい


旦那さんが前触れもなく死んでしまって、


最初の頃なんかもう、どうしてよいかわからなくて、


一点見つめてぼーっと長い時間、固まったままになっていたり、


急にテンションが上がって家じゅうの掃除を始めてみたり、


もう半分メンヘラのようになって、非常に不安定な日々を過ごしました。




そして今、どうにかこうにか少しずつ落ち着いてきて、


やっと見通しがついてきたというか、


ひとりでどうにかこの苦しみを乗り越えようとしているのだから、


私は最大限の誉め言葉を自分にあげたいと思います。


そして語弊を恐れずに言うとすれば、


私は、この度、旦那さんの死を通して経験したことを、


自分の誇りとして生きていこうと思っています。





死別というのは、そのくらい辛く苦しいことだと思います。


だけど、その経験を通して、


少なくとも今は、


以前、私たち二人が普通に暮らしていた日常が、


どれだけ幸せなことだったかを身にしみて感じることができます。


そして同様に、


以前、普通に隣にいた旦那さんが、どれだけ深く私を愛してくれていたか、


大事に思っていてくれていたか、


今だからこそ、強く強く、感じることができます。



そしてそのことをとても寂しく悲しく感じるけれど、


それと同じくらいの感謝の気持ちで、おもうことができています。




思い出せば、ありがたくて涙が出ます。


もう二度と経験はできないけれど、それくらい楽しくて幸せな12年間でした。


旦那さん、ほんとうにありがとう。


私に幸せな時間を下さって、ほんとうにほんとうにありがとう。


そして、このような感謝の気持ちを持つことができて、


旦那さんにありがとうと言いたい私です。

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