いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

孤独感

昨日お話しした親友との一件。


久しぶりに電話で話ができると楽しみにしていて、


その予定が直前で叶わなくなりました。


昨日の記事にも書いたけど、寂しいし悲しいし辛いし。


でも、その思いが少し冷めてみて、やっぱり根底にあるのは孤独感なんだなぁとしみじみ感じました。


そして、旦那さんが亡くなってから何ヶ月かの間、強く感じていた、


ちょっと病的な孤独感の感じを思い出しました。





本やネットを調べれば、


死別者の多くが、死別した後しばらくの間、強い孤独を感じるものなのだそうですね。


私もその思いはとても強く感じました。


世界や世間から、自分だけ孤立しているような感じ。


周りの人たちはみんな普通に生活していて、自分だけ浮いてしまっている感じ。


私が精神的な引きこもり状態に陥ったのも、


おそらくこの、ちょっと病的な、実際とはかけ離れた孤立感のせいだったと思います。




引きこもりと言ったってあくまで精神的なものだし、


仕事にも行って普通に生活をしているのですが、


自分だけ世間から浮いてしまっているような気がしていました。


もっと言えば、生活していても現実感がまったく伴わない…とでもいうのでしょうか。


そんなおかしな感覚が、しばらくの間続きました。


そして、昨日の友人との一件で、その感覚をかなり顕著に思い出したのです。





家に一人でいれば、喋ることもなし、笑うこともなし、ケンカすることすらありません。


ついこの間まであった、旦那さんとの笑いやお喋りのある生活から比べたら、


孤独感を感じないほうがおかしいのでしょうけど。


でも、そういう孤独感とはちょっとニュアンス違うんですよね。


誰からも必要とされず、思い出してももらえない…と言う感じかな。


私が一人くらいいなくたって、世の中は全然何の影響も受けないのが当然なのだけど、


でもそれを、もろに見せつけられる感じというか。


……感覚的に言ったら、ふわふわした感じです。


まったく現実感が伴わない、通常の生活でほぼ感じることのない感覚でした。




それを思い出して、


そういえばこの感覚はしばらく感じてなかったなぁと思い、


寂しく悲しい日は続くけれど、


少しずつ少しずつですが、何かが変わってきているのだなと思いました。

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