いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

嫉妬

もともとそんなに友達が多いほうではないですが、


旦那さんとの共通の友達以外とは、


最近ほとんど電話もしていませんでした。




子供の頃の友人で、


いまだに付き合いのある人がいるのですが、


彼女としばらくぶりで電話で話したいなぁと思って、


この間、ラインしたのです。




同窓会で会って以来、しばらくぶりのラインだったのですが、


お互い電話でおしゃべりすることに乗り気になり、


いついつの何時に電話しよう…と具体的に決まっていたのですが、


急に約束が中止になってまいました。


ご家族が引っ越しする手伝いがあるのですって。


そう言えばこの間も、お母さんの入院が決まってしまって、約束が中止になったことがありました。



たまに会えば何時間もおしゃべりをする間柄なので、


他意があるわけではないでしょうけど、


なんだか見捨てられ感(?)が沸いてきて寂しくなり、ちょっと気分が落ち込みました。





でも、少し時間が経って冷静に考えてみると、


私自身もまだ旦那さんがいた時、


ついつい家族や家事が優先になっていたんですよね。




今日は旦那さんと買い物に行くから。


今日は夕飯を外食するから。


今日は一日家事で忙しいから、電話は別の日がいいな。




結局、家族や家事を優先にしていて、気が付くと友達づきあいも減っていて、


でもあの頃は、旦那さんと一緒に居られたら、それでよかったんだけれどね。




私自身が一生懸命、旦那さんとの生活を大事にしていたことを思い出したら、


約束を中止した友人の気持ちがわかるような気がしました。


第一、彼女はご家族の手伝いや介護が目的なわけなので、


過去の私のように、悠長に家族との時間を楽しんでいるわけじゃありません。




そして、いろいろ思い出しているうちに、


結局今、私が落ち込んでいるわけは、


家族がいて、そのために時間を割かなきゃならないような生活をしている人に対して、


私が嫉妬を感じているから…らしいです。




私は今、ひとりきりになってしまって、


時間をどう使ったらよいか、もて余しているくらいなんだもの。


家族のために時間が足りない彼女と自分を比べたら、


彼女が羨ましいし、寂しい私の現実を思うし、


ほっておくと自分がみじめにさえ思えてしまう。


………。


………。


…やっぱり悲しいし寂しいし辛いから、


もう少し元気になってから、改めて彼女に連絡してみることにします。

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