いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

昨年の今日はお葬式

昨年の今日は、旦那さんのお葬式でした。


コロナ禍でもあり、規模は家族葬に毛が生えた程度で、


私は少し寂しい気持ちになりました。




旦那さんは生前、まだ当時の流行りもあって、


葬式にはたくさんの方たちに集まってもらいたいと、


互助会に結構の掛け金を払いこんでいた様子でした。


なので、だんだん大きなお葬式は流行りじゃなくなってしまったことを、


寂しそうに私に話したことがありましたっけ。




当日は、朝にお坊さんがお経をあげて、皆がお別れを偲んだあと、


そこからすぐに火葬場へ運ばれました。


初めて行った火葬場でしたが、とても近代的で驚いたのを覚えています。


今の火葬場って昔と全然違い、本当に明るく衛生的なんですね。


もうだいぶ前に、母のお葬式に火葬場まで行ったことがありますが、


当時の火葬場は、もう、本当に寂しくて、それこそオバケでも出てきそうでした。




旦那さんのお棺は、電動で窯まで運ばれてゆき、


焼きあがったお骨は、窯から電動で出てきました。


近代的…と言っても、なんだかちょっと違和感がありました。



骨壺は、見たことないほどデカかったです。


「元気で亡くなったから、骨があんなに立派なのよ」と、親類の方が言っていました。



最後の最後のお別れと、お骨を拾う場所が、


あんな明るい雰囲気の場所で行えて本当に良かったです。


悲しい思い出ではあるけど、うら寂しい思い出にはなっていません。

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