昨年の今日はお葬式
昨年の今日は、旦那さんのお葬式でした。
コロナ禍でもあり、規模は家族葬に毛が生えた程度で、
私は少し寂しい気持ちになりました。
旦那さんは生前、まだ当時の流行りもあって、
葬式にはたくさんの方たちに集まってもらいたいと、
互助会に結構の掛け金を払いこんでいた様子でした。
なので、だんだん大きなお葬式は流行りじゃなくなってしまったことを、
寂しそうに私に話したことがありましたっけ。
当日は、朝にお坊さんがお経をあげて、皆がお別れを偲んだあと、
そこからすぐに火葬場へ運ばれました。
初めて行った火葬場でしたが、とても近代的で驚いたのを覚えています。
今の火葬場って昔と全然違い、本当に明るく衛生的なんですね。
もうだいぶ前に、母のお葬式に火葬場まで行ったことがありますが、
当時の火葬場は、もう、本当に寂しくて、それこそオバケでも出てきそうでした。
旦那さんのお棺は、電動で窯まで運ばれてゆき、
焼きあがったお骨は、窯から電動で出てきました。
近代的…と言っても、なんだかちょっと違和感がありました。
骨壺は、見たことないほどデカかったです。
「元気で亡くなったから、骨があんなに立派なのよ」と、親類の方が言っていました。
最後の最後のお別れと、お骨を拾う場所が、
あんな明るい雰囲気の場所で行えて本当に良かったです。
悲しい思い出ではあるけど、うら寂しい思い出にはなっていません。