いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

来世

小林亜星さんも亡くなったのだそうですね。


88歳だったそうだから大往生でしょうけど、


それにしても、人が亡くなる話を聞く度、心がさわさわします。



私の勤める職場でも、ここのところ立て続けに何人か、利用者さんが亡くなりました。


誰かが亡くなっても、以前だったら、


「あらぁ、早かったわねぇ。」とか、「ご家族、お気の毒に。」なんて、


まるっきり他人事でしたが。


最近は、人が亡くなる話を聞く度に、


心に風が吹くような気がして、旦那さんの時を思い出します。




うちの旦那さんは苦しまずに死んだのだからよかったわ、とか、


うちの旦那さんももっと長生きできたはずなのに、とか。


誰かの死と旦那さんの死を比べて一喜一憂したりして、バカな私です。




最近、遺影の前でよく言う言葉があります。


「私がそっちに行ったら、また一緒に暮らそうね」。


「それまで、浮気なんかしないでちゃんと待っててよ」。


そう思ったら、今の生活もそんなに苦しくないし、


来世に楽しい生活が待っているなら、死ぬことも怖くない。


むしろルンルンです。




生きている間のこれからの生活に、何も希望が持てないから、


来世に希望を持つしかない。


最近、ちょっと達観しております。

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