いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

時間

最近時々、あれ?と思います。


例えば仕事の帰り道で、ふと気が付くと、


結構長い時間、旦那さんを思い出さないでいたりします。


以前は、職場の出口を出たとたんに、


旦那さんの思い出で頭がいっぱいになったものなのに。


「あれ?私って、すっかり旦那さんのいないことに慣れちゃったの?」と思うけど、


でも、単純にそうとも言えないみたいです。




例えて言うならですが、


旦那さんと一緒に車で走ってた時の感覚を思い出しながら、ひとりで車を走らせてる…とか、


一緒に過ごしていた時の気持ちを思い出している…とか、


そういう「気分」とか「気持ち」とかだけを、思い出します。


感覚だけが記憶されているというか、


具体的に何かを思い出しているわけじゃないんだけど、


気持ちだけうっすら思い出す…というか、しかも割と頻繁に、あります。




それか、あるいは、


実際にあったことを思い出しているのだけど、


以前のようにリアルじゃないのです。


うっすら、ぼんやり、下手をしたら別の事を考えながら、思い出したりします。




もしかしたら、だんだん表面的な場所じゃなくて、


記憶の深いところに入り込んできたのかな、と思っています。


確かにもう、新しい、最近の記憶ではないわけですものね、旦那さんの記憶は。





なんか、自分でも、うまく説明ができないことを書いているような気もしてますが。


自分の気持ちの変化はよくわからないけど、


これが時間というものなのかもしれません。

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