時間
最近時々、あれ?と思います。
例えば仕事の帰り道で、ふと気が付くと、
結構長い時間、旦那さんを思い出さないでいたりします。
以前は、職場の出口を出たとたんに、
旦那さんの思い出で頭がいっぱいになったものなのに。
「あれ?私って、すっかり旦那さんのいないことに慣れちゃったの?」と思うけど、
でも、単純にそうとも言えないみたいです。
例えて言うならですが、
旦那さんと一緒に車で走ってた時の感覚を思い出しながら、ひとりで車を走らせてる…とか、
一緒に過ごしていた時の気持ちを思い出している…とか、
そういう「気分」とか「気持ち」とかだけを、思い出します。
感覚だけが記憶されているというか、
具体的に何かを思い出しているわけじゃないんだけど、
気持ちだけうっすら思い出す…というか、しかも割と頻繁に、あります。
それか、あるいは、
実際にあったことを思い出しているのだけど、
以前のようにリアルじゃないのです。
うっすら、ぼんやり、下手をしたら別の事を考えながら、思い出したりします。
もしかしたら、だんだん表面的な場所じゃなくて、
記憶の深いところに入り込んできたのかな、と思っています。
確かにもう、新しい、最近の記憶ではないわけですものね、旦那さんの記憶は。
なんか、自分でも、うまく説明ができないことを書いているような気もしてますが。
自分の気持ちの変化はよくわからないけど、
これが時間というものなのかもしれません。