いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

希望?

旦那さんがこの世に居なくなってからも、


確実に時間は経過するので、


いろんなものがちょっとずつちょっとずつ、変わってきています。


風景で言えば、


この一年で、新しくできたお店もあるし、


できた道路もあるし、


ちょっとずつですが、景色が変わってきています。




家の中だって同じで、


この一年で変わったのは…、


そんなに高価な大きなものは買っていないけど、


例えば、椅子のカバーを買ったり、


扇風機のネットを色つきの可愛いのに変えたり、


タオルを新しくしたり、


なんだかんだ言って、家の中、あちこち小さく変わってます。





風景とか家の中とか変わってるから、


帰ってきたらびっくりするだろうな…なんてふと考えて、


すぐ、現実にはあり得ないことに気づきます。




最近は私、妄想や空想の中でも遊べなくなってます。


お風呂で髪の毛を洗いながら、


目をつぶって湯舟に旦那さんが浸かっていることを想像するけれど、


想像する端から、もう一人の自分が、


「それはあんたの空想だよ」と、私を現実に引き戻します。





一年で、風景も、家の中も、私自身も、少しだけ変わりました。


もう、旦那さんが居たあの頃とは、ちょっとだけ、違います。


これからまた一年、二年と経っていくうちに、


ちょっとずつちょっとずつ、いろんなことが変わっていくんだろうなぁ。


そんなこと考えると、すごく寂しい気持ちになるけれど、


でも私、いろんなことがどんなふうに変わっていくか、見届けるつもりです。





見届けて満足した後に、


天国に行って旦那さんと会って、


どんなふうに変わったかを、旦那さんに話して聞かせるの。


それが今の、私の一番の望みです。

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