誰もいない空間
お盆も終わりました。
また、普通の生活が戻ってきてしまいました。
まぁ私の職場は、盆暮れ正月がある職場ではないので、
それほどギャップは感じなくて済みますが、
でも、お盆に戻って来ていた筈の旦那さんが、また遠くに行っちゃった…と思うと、
なんだか言いようのない寂しさがあります。
お盆って仏様が戻ってくるというし、
本当に戻って来てるかどうかはわからないけど、でも、少なくとも身近に感じますよね、いつもより。
私も、いつもより余計に、好物だったものをお供えしてみたり、
お花も、喜びそうな奇麗な花を供えてみたりしました。
だから、お盆が終わってしまった今、ちょっと寂しいです。
また、遠くに帰って行っちゃった感じがします。
この家はもう、旦那さんが居ないことが日常になっています。
そのいつもの寂しさが、戻ってきちゃった気がします。
この家に、私以外には誰もいない空虚感というか、
朝、家を出て、夜に真っ暗な部屋に帰ってくるまで、
何一つ動かずに、ただただ、しんと静まり返った空間…というのが、
少し怖い気すらします。
なので、仕事から帰って来た時の真っ暗闇の感じに、
未だにちょっと慣れずに困っています。
静かすぎるのって性に合わなくて。