いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

7ヶ月前のカレンダー

さっき、リビングに置いてある月めくりのカレンダーを見ていたら、


今年の最初のほうは、メモがほとんど書いていないことに気が付きました。




今月、8月のカレンダーを見れば、いろいろメモが書いてあります。


メモと言ったって、たまに「友人に電話」のメモもありますが、


たいがい「資源ゴミの日」だったり、「歯医者さんに行く日」だったり、


そんな大したことは書いてありません。


だけど私、割と忘れっぽい性質で、


いろいろメモを書いておかないと、たまに大失敗しちゃったりするので、


そこは結構几帳面にメモ魔と化して、ちょこちょこメモするタイプなのです。





でも、そんな私ですが、今年の1月のカレンダーには何も書いていません。


真っ白です。


1月と言えば、旦那さんが亡くなってまだ7ヶ月目でしたから、


思い返せば一日一日がやっとのことで、「資源ゴミ」どころじゃなかったんでしょうね。




そう言えば、自分で、だんだん日常が戻って来た、と感じたのは、


4月ぐらいだったと思います。


「 10ヶ月目にやっといろいろ普通にできるようになってきたな。」 


 と思った記憶があります。






それにしても、1月のカレンダー、何も書いてないなんて、


自分でちょっとびっくりしてしまいました。


2月、3月も、あまり書いていなくて、


やはり4月くらいから、ぽつぽつと用事のメモが書いてあります。




改めて、「あの頃はまだ本当に辛かったんだなぁ」と思います。


「私、よく越えてきたね」、と思う。


今でも辛いし、(今日も思い出して泣いたけど)、


でも、あの頃に比べたら、ずいぶん楽です。




もちろん家族の死は、


誰でも一生に何度か経験しなければならない思いではあるのでしょうけど、


そして程度の差こそあれ、


夫婦の残ったほうの片割れが、必ず直面する経験ではあるのでしょうけど、


私はこの経験で、ずいぶん強くなったに違いない、と自負しています。


そして、自分で自分をヨシヨシしてあげようと思います。

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