罪悪感
思い出す度に辛くなって、
胸が痛くなる思いです。
旦那さんの背中の痛みが病気から来るものだと、私が気が付いていれば…とか、
もっと食べる物に気を付けてあげてればよかった…とか、
お医者さんに私も一緒について行けばよかった…とか。
そんなことを考える度に、胸が締め付けられるように痛みます。
後悔…というのか、無念さというのか。
何故もっと、できなかったのか…と自分を責めてしまう。
どうしようもなかったことだ…と割り切れるのは、たまにしかなくって、
たいがいは割り切れずに、頭を抱えて座り込みたくなります。
辛いけど、苦しいけど、寂しいけど、しようがない。
でもきっと、死ぬことって、
私が思っているほど特別なことじゃないんだよな、と最近よく思います。
だって、みんないつかは死ぬし、
私だって、いつか死ぬわけだし。
そのことが、旦那さんにはちょっと早めに来て、私がちょっと遅れただけ。
旦那さんの死は、私に起きた大事件だけど、
宇宙から見たらすごくちっぽけな出来事で、
ほんの些細なこと。
そう思えば、少し気が楽です。
死って特別なことじゃない。
私が至らなかったから旦那さんが死んじゃったんじゃなくて、
誰にでも起きることなんだよ、と。
普段あまり意識していないんだけど、
私には、旦那さんが死んだことに対する罪悪感みたいなものが、
少しあるらしいです。